入学式の服装 | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

入学式は,皆黒か紺などの地味なスーツを着る。


女王様が3年前に着たのは,綺麗な薄い水色のスーツ。


来たばっかりの時は,男性だらけだったので,


スカートなどはけなかった。


足をじっと見られて,


「足首しまってますね。」とか,「やっぱり水泳していたからですか?」とか・・・「無駄毛は剃っているんですか?」とか・・・・・


時には嬉しいののもあるけど,たいていは余計なお世話な質問攻めにあった。


下から舐めまわすように見られるって,


皆さん経験あります?非常に居心地悪いですよ。


だから,ここで私はパンツルックが多い。


ズボンだと階段の下から覗かれる心配もありませんもの。(20代の頃は実際見られてしまったこともあった。教頭に呼ばれて服装の注意。今思えば,穴があったら入りたいほどの恥ずかしい経験。)


今は,女の子がいないので,やはりいるときとは違う意識での生活。


さてさて,


入学式の服装に関しての話に戻る。


入学式には,今まで着物を着ていた先生っていなかった。


卒業式に袴は着ても,入学式には着ない。


だから,


私が着てしまおうかしらとも思う。


でも,傍から見ればベテランに入る歳,


革新的な動きは非常に危険なのがわかっている。


しかし,


個性が大事だと言って茶髪を正当化するような親がいるなら,

(最近は子供の言い分をそのまま取る親が多い,なぜなら子供が小さいときからあまり面倒を見ていないので,厳しく言えないのだ。私はそう思ってる。ネグレクトって奴です。),


担任がどんな格好で教鞭とろうとも文句をいうべきでない。


仮に,学校全体で先生自ら茶髪で思い思いの格好で通勤したらどうなるだろう。


とりあえず,私はルパンの不二子ちゃんの全身黒革の前開きチャックで,


ティモシーは,マリーアントワネットのようなドレス。


春マッチョは,ヤンキースのユニフォーム。


などなど,


仮装大会のような教師達。


そんな学校,保護者が子供を受験させない。


学校ってこんなところというイメージがあるので,


一応それに従わないといけないのだ。


だから,


やぱり,私は黒の上下のスーツでかっこよく決める。


コサージュつければ結構華やか。


生徒だけでなく保護者うけもしないといけないので,本当に気を使う。


初対面の人間同志は,最初ほどんど視覚からの判断で決まってしまう。


外見が9割なのだ。


もちろん,話し方(声を大きさ,声質,内容含む)などもその中に入る。


特に男性は視覚から入るのでこの考え方は100パーセント当てはまると言っても過言でない。


あー面倒くさい。


でもどうにか乗り切らないと。