手話を使って会話をする親子に会って | 女王様のブログ

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ある女性教師の日常のこと,悩みや課題を率直に書いた,ぶっちゃけ話。

昨日は水族館とその近くの公園に行ってのんびりと過ごしました。





その公園にはこのような噴水があります。




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海外からの観光客も多く見かけられ,多くの子供達がここで水遊びをしていました。





その中に,2歳の男の子と4歳の女の子の兄弟が遊んでいたのですが,





男の子はまだオムツが取れていないようで,オムツをつけたまま遊んでいました。





子供達が,「キャー,キャー」と声を上げながら遊んでいる姿を見ると,こちらまでなんともいえない幸せな気分になります。





女王様はじっとその子供達のことを観察していました。





暫くすると,ビデオカメラを抱えたその兄弟のお父さんらしき人がやってきました。





この家庭的なお父さんは,聾唖の方でした。





女王様は、お父さんが子供達の面倒を一生懸命している姿を見ていました。





そこで感動的な場面に出会うことができました。





その2歳の言葉を覚えたての男の子が,お父さんの所にやって来て,





「お父さん,冷たい。着替えたい。」と言葉を発しながら,お父さんが分かるように手話を使って伝えるではないか。





女王様も知らない「冷たい」という手話を使って。





昨日は晴れで非常に温かい陽気だったのだが,3月であり子供達が水遊びをするにはまだ少し早い時期です。




女王様は,風邪でも引いたら大変だわ,大丈夫かしらとその男の子を見ていました。





その子供のお父さんは,手馴れた手つきで男の子の洋服を脱がして着替えさせようとしていました。





その時,やはり2歳のやんちゃ盛り。





フルチンのままお父さんから逃げる逃げる。





思わず,女王様もお父さんと目が合って大笑いです。





ものすごく小さい体で,父親の愛情を一心に受けて育っているこの男の子は幸せだなーと感じました。





女王様が何を言わんとするかというと,





手話も音声のある言葉も,同じように大切で優劣なんてないって言うこと。





これは,英語だってドイツ語だってタガログ語だって同じ事。





言葉に優劣なんて絶対ない。





そのように感じることのできる良い経験でした。