英語科も国語科も,
大学の学部時代から,
圧倒的に多いのが
女性。(この華やかさを狙って,入ってくる男子学生も絶対いるはず)
いくら,大学時代に英語教育について学んだとしても,
それは,
机上論です。
大学のインチキ教授やインチキ講師の講義は,
実際使えないことだらけ。
それに,学部で英語教育もしくは国語教育を勉強したとしても,
実際に採用試験に通らなければ,先生として働く事はできませんので,
その中のほんの一握りの人間が現場で格闘することとなるのです。
その際,
もっともその新米先生の味方になってくれるのが,
先輩教師。
昨今,女性の割合が多くなってきている国語や英語は,
新米先生の指導法は,
家庭科を参考にされるとよい。
家庭科は女所帯です。
お局様から右も左も分からない大学出たてのお嬢さんまでありとあらゆる世代が集っており,一種の大奥みたいなような感じ。(これはちょっと違うかもしれませんが)
家庭科では,
「私が見てきた後輩は,外に出したら絶対に恥をかかさないように躾ける。」っとおっしゃています。
その躾け方は,
教科の指導だけでなく,話し方から,服装,生徒との関わりなど。
教師として仕事全般にわたり教育するということである。
体育会系で育った私は,非常にこういう先輩,後輩関係が大好きです。
そう,
体育会系のノリです。
先生なんてものは,周りの人間が育てていくもので,
テストに受かっただけでは教員といえません。
一番は子供達ですが,保護者や周りの先生方に鍛えられ,
本当の先生になっていくものだと感じています。
こちらでは,学校長が家に先生方を呼んで教育関係のことを議論したりすることが多くあります。
同僚との飲み会も,新米先生には,悩みの相談にのってもらう良い機会であったり,大切な情報交換の場であったりする教育の場であります。
都会にはこういう場がないので,
新米先生方を鍛える場を別に持たなければならないのです。
だから,さまざまな研究会があちらこちらで立ち上げられているのでしょう。
本来,新米先生の鍛える場は,現場そのものであり,その先生の属する学校にあります。
ここが,地方と都会の先生方を大きく変えてしまっている点だと感じています。
そしてそれが,都会では公立高校が低く見られてしまう原因です。
学校の外でも,子供達のことや地域のこと,学校のこと,教育論・教師論などを話すことが,大事です。子供達一人ひとりのことを真剣に教員間で話し合う場。
それが,わたくしたちにとっての「飲み会」であり,
世間一般の「飲み」と違う点です。
時々.芝刈り(ゴルフ)。 中国語研究会(マージャン)なども巷ではそのような情報交換の場としてもたれることもあります。
だから,
女王様が飲み会に参加する事は,
自身を成長させるためにも大切なのです。
決して,娯楽ではなく,仕事の一部です。 おまちがいなく。