【内容】amazon
ひとつの都市が現われ、
そして消えた
日露戦争前夜から
第二次大戦までの半世紀
満洲の名もない都市で
繰り広げられる知略と殺戮
日本SF界の新星が放つ
歴史×空想小説
PR TIMES 様
【雑感】
我々の時代、
小中学校での歴史の授業は
得てして進行が遅れがちで
3学期は駆け足となり
必然的に近代史の授業は
疎かになりがちだった
私事、そのせいで
明治~第二次大戦までの
激動の時代における数々の
事件の連関性の知識が
未だに乏しい
この本の時代背景は
まさにドンピシャで、
授業のおさらいには
うってつけだった
また、
極めて過酷な気象条件の
旧満州国(中国東北部)に
あっても、
地政学的に、あえてそこに
人が住む地理的重要性は
理解できた
しかし…しかしだ、
600ページを超す話の長さ
にはさすがに辟易した
これが直木賞受賞作で
なかったら、きっと
手に取ってなかっただろう
【まとめ】
外交は
子供の喧嘩と同様
思いのほか稚拙
(18字)