【内容】amazon
中日ドラゴンズで監督を務めた
8年間、ペナントレースで
すべてAクラスに入り、
日本シリーズには5度進出、
2007年には日本一にも輝いた
それでもなぜ、落合博満は
厳しい目線を浴び続けたのか
【雑感】
日本の集団競技は、
おしなべてチーム貢献のために
自制を要求する
ラグビーの
One for All All for Oneは
その象徴的フレーズだ
www.moalema.ir 様
一方で、かつて中日ドラゴンズ
で監督を務めた落合博満 氏は、
結果がすべてのプロ野球界に
おいて、個の記録を優先させた
これは一見、選手にとっては
ありがたい話に聞こえるが、
逆に言うと結果を出せなければ
容赦なく切り捨てられる
ドライな考え方だが、選手に
職業野球人としてのプロ意識を
促す効果はあったはずだ
Sponichi Annex 様
落合氏は選手の個を尊重しつつ
監督として球団やファンのために
チームを勝利に導く義務があった
相反する2つの事象を
達成するために腐心し、
睡眠剤を飲まずには眠れない
ほど人知れず苦悩しつつも
人前では自身の信念に沿った
“オレ流”を貫いた
最後の指揮となった
2011年の日本シリーズ最終戦で
ソフトバンクに敗れた後の
ロッカールームで、
それまで“オレ流”という代名詞で
嫌われ役を演じてきた監督を
選手が理解し、
チームが真に一丸となった場面は
涙なしには読めない
【まとめ】
職業野球人の
意識醸成は
落合氏の
不器用な温情(21字)