【内容】コピーライトAmazon

高校生の心中事件。

二人が死んだ場所の名をとって

それは恋累心中と呼ばれた。


週刊深層編集部の都留は、

フリージャーナリストの太刀洗と

合流して取材を開始するが、

徐々に事件の有り様に違和感を

覚え始める……


太刀洗はなにを考えているのか?

滑稽な悲劇、

あるいはグロテスクな妄執――


己の身に痛みを引き受けながら、

それらを直視するジャーナリスト

太刀洗万智の活動記録。


『王とサーカス』後の6編を

収録する垂涎の作品集。


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【感想】

昨年(2018年)年初に紹介した

に登場したフリーランスの記者

大刀洗 万智(たちあらい まち)

の活動記録の続編になります



フリーの雑誌記者という立場は

取材対象者からの協力が得られ

にくく、


また報道記者クラブに属して

いないため、警察捜査の情報も

満足に得られません


そんな中、大刀洗は独自の視点

と推理力により、


警察や新聞記者も掴んでいない

ような真実を導き出します



そう、それはまるで、

刑事コロンボか

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名探偵コナン並みの洞察力で、

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彼女は就く職業を間違えている

のではないかと思うぐらいです



下世話なワイドショーでは、

時に事実を歪めて美談にしたり

反対に悪くもない人を

悪人に仕立て上げてしまう

ことがあるようです



大刀洗万智は、報道に情報操作

の手が加えられる風潮を憂い、


『常に真実を伝える』という

ジャーナリスト本来の姿を

貫き続けることで、


記者としての矜持を保っている

ように思われました。



たとえそれが読者に非情に

感じられたとしても…




※2時間ドラマやワイドショーを
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