罪の声罪の声
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【内容】コピーライトAmazon

多くの謎を残したまま未解決と

なった「グリコ・森永事件」の

第一幕は社長の誘拐から始まった花火


会社施設への放火、

菓子に毒物を混入し企業を脅迫。


身代金取引の電話では子供の声

が使われ「かい人21面相」などと

名乗った挑戦状が送りつけられる

という陰湿な事件だった。


『罪の声』はこの事件を

モデルにしたフィクションである。


コピーライトひかりTV 様



【感想】

どこまでが事実で、

どこからがフィクションなのか!?

内容があまりにもリアル過ぎて、

筆者の取材力の高さに

驚かされますびっくり



作中にもありましたが、記者とは

ジグソーパズルのピースを

集めるがごとく、世界中どこへでも

飛んで行って取材し、


玉石混交の情報をかき集め、

それらを組み立てて

真実を導き出す、という

気の遠くなる作業をしています



そこからあぶりだされる真実は、


1事件が大きからと言って、

その動機が大きいとは限らない

(むしろショボかったりする)


2犯罪者の家族の苦しみ

=加害者家族の人権問題は深刻


というスカッとしないことばかり


それならばいっそ、

真実は白日の下に晒さない方が

よいのではないか?


とも思われ、ジャーナリズムを

否定したくもなってきます




※訪れていただいた証である
数字はノンフィクションです

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