バックエンドを考えない出版は厳しい | マーケティングは愛だよねぇ

バックエンドを考えない出版は厳しい

週末は、東京の市ヶ谷で、Amazonランキングを動かすカカトコリ師匠主催の大交流会に参加してきました。

100人ほど集まり、アマゾン総合一位を連続3回獲られた方のお話があり、

その後、面白い方法で全員と名刺交換をしました。

この大交流会の最中で、出版の話が3つか4つ決まったそうです。
すばらしいですね。




私は、中経出版の編集者さんと、進めている出版についてお話をさせていただきました。

そこで、一つ分かったことがあります。

当然のことですが、

編集者さんも全てを把握しているわけではないので、それぞれの専門分野については情報が乏しいということです。

自分のビジネスは自分が一番詳しい

だから、全て自分でプロデュースすることは、正解であると確認できました。






また、多くの著者さんと話していていて、気づいたことは、出版することがゴールになっている著者さんが多く、もったいない著者さんがこれほど多くいるということです。


出版しても、利益は印税の約10%です。


本は、最初は売れますが、その後ジリ貧となり、古くなると宣伝もしなくなり売れなくなります。


出版だけでは、多くの利益は生みません。


ちゃんと考えている著者さんは、必ずバックエンドを用意しています。



例えば、ある税理士さんは、

税務のことについて出版しました。

その本を読んだ方は、本の内容がよければ、この税理士さんに税務をお願いしたいと考えます。

本で多くの人に興味を持ってもらい、

その後、お客様になっていただく


本の利益は150円くらいですが、税務のお客様になっていただければ、

毎月数万円と決算時期には数十万円のお客様になっていただけます。


このように

本は、フロントエンド

税務がバックエンド


バックエンドがしっかりしていれば、多くの利益がでます。



ただ、1つ大きな問題があるようです。

税理士さんが発した言葉にはインパクトがありました。

「しょぼいお客さまは要らない」



確かに、売上げが小さく、利益が少ないお客様は、税理士事務所にとっては負担になります。

売上げ1億のお客様と

売上げ1千万のお客様

とでは、当然どちらがいいかははっきりします。



私の仕事も同じことが言えます。

やる気のない人と付き合うとかなりのストレスになります。
やる気のある人と付き合うと楽しくワクワクします。


この違いは、お金だけではなく、様々なところで、結果は大きく変わりますね。


しょぼいと言われないように頑張りましょう!


今日も読んでいただきありがとうございました。