売れない著者として烙印を押される基準とは

名古屋は雨が降り、今日はとっても涼しい朝です。



以前、本には、商業出版と自費出版の２つの方法があると書きました。

２つの内の商業出版について少し




先日、友人が本を商業出版をしましたが、

一番気にしていたのは、何だと思います？


本の売れ具合は一番気になるところですが、







最も気にしていたのは、「重版」というキーワードです。



もっとも気になるのが「重版」？！



多くの方は、何だろうと思いますよね。









重版とは、一度出版した書籍を、同じ版を用いて刊行することです。


最初に出版した本を初版と言いますが、初版がある程度売れてくると、出版社は重版しようかなと考えます。

この本を新たに印刷して製本すれば売れて、利益がでるかなと考えるわけです。



出版社が、この本は売れると判断すれば、新たに印刷し製本し販売します。
これが「重版」です。




出版するにあたり、なぜ「重版」が気になったというと



重版できない本を出した著者は、売れない著者として多くの出版社に認識されるようです。

重版にならない著者は、売れない著者として烙印を押されたようなものです。






大多数の本は、重版にならず初版で終り、出版社も利益が出ません。


重版になれば、出版社は儲かります。


出版社は、重版になるような本を書ける著者と一緒に出版をしたいのです。







友人は今後も出版をしたいため、原稿を書く段階から、重版になることを非常に気にしていました。



出版は、大変ですよね。







友人はアマゾンキャンペーンとか、知り合いに出版することを伝えたりして

先週、嬉しいことに、友人の本は、重版が決まりました。



本当に良かったです。



商業出版は、著者の負担もありますが、出版社がリスクを負いますので、売れて利益の出る著者と取引したいと考えるのは当然のことですよね。


本を出す際には、著者は重版になるように、じっくり考え行わないと、それ以降、出版社から声がかからなくなる可能性がありますから注意しましょう。



今日も読んでいただきありがとうございました。