過払い金を相続？！

何人かのクライアントから聞いた話ですが、


債務整理を行っている最中に依頼された方が亡くなり、依頼者の子供さんが過払い金を相続されるケースが意外と多いようです。

※債務整理は、借金の整理のことで、借金で困っている人の借金問題を解決することです。



このケースの共通点を分析してみました。


共通点は、


・長期間借金の返済に追われていた男性

・弁護士や司法書士に債務整理を依頼し、債務整理の途中で亡くなる

・依頼から数ヵ月後に亡くなる


あくまでも推測ですが、借金の返済に追われている時は、気が張っていて、弁護士や司法書士に依頼すると一時的に返済しなくていいのと、借金が無くなるケースも多いので気が抜けて死に至るような気がします。



亡くなった後で、依頼者の相続人はビックリです。

過払い金が発生しているケースでは、思ってもいないお金を相続することになります。

過払い金がなく、残債が残っているケースは少ないですが、この場合は相続放棄の手続をすることになります。