10人に7人はお金を借りれないって知ってました? | マーケティングは愛だよねぇ

10人に7人はお金を借りれないって知ってました?

日本経済新聞に「7割の融資を断る」という記事がありました。



消費者金融大手(プロミス、アコム、アイフル、武富士)が新たな借入れの申込
に対し応じた割合(成約率)が2009年度は3割ほど低下し、7割の融資を断
っていたようです。



何と、


4年連続で過去最低を更新したようです。



7割断るということは、


新たにお金を貸して欲しいという10人に対して

7人には、あなたにはお金は貸せませんよ。

と消費者金融は融資を断っていることになります。



消費者金融は、弁護士や司法書士らからの過払い金の返還請求により、貸し出しに使える資金に余裕がなく、

更に6月18日からは、年収の3分の1を超える貸付をしない総量規制の導入もあり
融資に慎重になっているようです。


10年ちょっと前の1998年度は、72パーセントの成約率でした。

新たにお金を貸して欲しい10人に対し
7人にはお金を貸しますよ。

という時もあったのですね。




リーマンショック以降、大手企業はリストラを行い、人件費を減らし、今年度は持ち直しているようですが、中小零細企業はかなり厳しい状況が続いています。




最近は、企業は粉飾決算をしている話を聞きます。

黒字でないと銀行から融資を打ち切られる可能性は高い

だから、粉飾して黒字にする

そうすると、黒字なので当然税金も払うことになりますし

黒字なら従業員の給与も減らすことは難しいでしょう。


またさらに、銀行への利息も膨らみます。


本当に悪循環ですね。



何とか日本経済、世界経済が立ち直るといいのですが・・・・・・