昨日はサラッと三角関係のもつれとした作品を、
まったく別の視点から書いている。


これは、理系研究者たちの話。
わたしは商業系の学校に行ったせいか、
化学とか物理とかいう科目すら通過していない。
確か理科1、理科2だったし、まったく興味がなかった。
それがなぜか、理系研究者の世界を垣間見るようになった。
そのキッカケはこの作品だったかなぁ。


理系男子という未知の世界を、とてもユーモラスに描いてあった。
だから次々に著者で読み漁ったのだけど、
創薬に関する、
受け取る側ではない与える側の事情というのを垣間見た。
それこそ未知の領域だった。



話が逸れたけど、パラレルワールド・ラブストーリーでは、
脳機能の記憶を改編するという研究をしていた。
そこにすごい吸引力があって読み進んだという訳だ。



状況がいくつも交錯しているのだけど、
改編された記憶を戻す時、元の情報を与えることはできない。
本人の自由意志で求め、思い出すことが必須で、
そのプロセスを、改編に携わった当事者達は見守っているというのだ。



なんだかコレって、シフトのことじゃないの???



そう思って追った、というわけなのだよ。
記憶の改編自体、自由意志の選択によってなされたものだけど、
自分で選択したというその記憶がない。
少しずつ浮かび上がる違和感で、どんどん現実にはヒビが入る。
そして改編前の記憶はどんどん繋がり始め、それまでの現実が崩れて行く…



この話でなぜ記憶の改編が選択されたかと言えば、
【旧世界の構図】によって複雑化した現実を【正常化】するため。



本音と建前が乖離することで複雑化し、最終的には記憶の改編を求めた。
それで解放されようとした。
このポイントでこのシチュエーションだったなら円満でしょうと。
ここからやり直せばきっと上手く行くと。
記憶に改編を加えるだけで、現実を変えようと。



コレって輪廻転生のことじゃないの?



要は、向き合って解放してしまわなければ、
改編される前の記憶にどうしても引っ張られるってことだ。
違和感として幸せに抵抗が起きるってこと。



それがカルマってことでしょ?



というモヤモヤにズルズルと引っ張られて、
夜中の2時までかかって読破した。
ストーリーに引っ張られたのではなくて、
シナリオに引っ張られた。



同じか?



全然違うよね。
全然違う。



そういうことかって感じ。



昨日までとは違う、新しいレベルに来たなって感じ。
壮大なる宇宙スケールでの実験は、次なるレベルに入った。
その縮小サイズがここにあった。
シナリオは同じでフラクタルしてる。



本当に動いた時って、呼吸が変わる。
呼吸が深くなる。
そんな感じだ。