「お母さん、行って来ます。」

近所に住むまだ小さい女の子がそう言った。椋鳥がないている。まあ、先ずは、そんな処から書き出してみた。今月に這入ってからは、精神状態は落ち着いている。先月は、少し不安定だった。たまに泣きそうになった。 恋というものは、少し遅れてくる。カクヨムで活動していた頃、「青い暁暗」という小説を書いていた。その作品に登場する文学者の教え子として、或る女子大生が 出てくる。そのモデルは、実はその人だった。作品の中ではベースを弾きながら作曲する描写がある。たしか、去年の秋頃だったと思う。その人とは、選択科目と清掃の時間に会う。高2の頃は、同じクラスだった。選択科目の時は、ぼくの右隣に座っていた。しかし、何故か、そっちを見れない。気になる人の事を、その対象が近くに居ると、逆に意識的に見れないのだ。まあ、話しを戻すと、去年の秋頃、お互いに音楽に関しての質問を、清掃のメンバーとした。そこで彼女は、ベースをやっていると応えた。ぼくは、何も話さず、アンプについて、一言二言口にした程である。ピアノとドラムは出来る。下手だが。

ここで断りを入れておくと、ぼくの小説の登場人物には必ず実在のモデルがいる。

寂しいのです。Twitterではかなり、オープンになった。もちろん、全てを公開した訳では無い。卒業式が終わった後、ラーメンを食べた。醤油ラーメン。食べ始めてから、突然、涙が出て来た。作品が書けなくなった。1週間が経って、ぼくは、ずっと考え事をしていた。物事をクリアに見たかった。 他者論という言葉に纏めてしまっていいのかは疑問だが。ある日、千葉雅也さんのツイートを見て納得した。「恋と差異」についてだ。しかし、作品を書こうにも、書けない。ある日の夕方、ふと彼女の声がした。「書いて」そう言われた。もちろん、ぼくの妄想だ。でも何故か、書かなくては、と思い、序章と第一章を書き始めた。暫く、寝不足の日が続いた。それで良かった。焦らずに、創作を続ける。ぼくの精神状態が乱れると、裡の君は、生きて、と言う。なんとか、生きています。あなたに会えて良かった。 今年は、文學界の新人賞に応募する。その作品の準備もぼちぼちと。