68. 続・人一人にバケツ3杯 | 憂さ憂さうさぎ

憂さ憂さうさぎ

世の中は憂さだらけ!
はき出す場所のない憂さを、ここで晴らしてみましょうか。

今日は3月20日。

昨日は、少々小奇麗になった友人と、かなり小汚い自分が、一緒に

一日を過ごした。

小奇麗になった友人が、小汚い自分に “臭い!” と言わなかった

事は誉めてやろう。さて今日は自分が小奇麗になる番なのだが。

昨日の反省を元に、改善を試みる。

まずは電気ポットで湯を沸かす。出来るだけたくさんストック。

なけなしの灯油を使って風呂場を温める。

始める前にバケツにもぬるま湯をスタンバイ。そうして少しでも湯を

沸かしておくのだ。

湯を少しでも無駄にしないように、洗面器の中で頭を洗う。

『どうかこの間に地震が起きませんように。』

シャンプー

1回目:シャンプーつけたよな?

2回目:泡に全く根性がない。やれやれ。

3回目:まだまだ根性がたりない。

4回目:やれば出来るじゃないか。よしよし。

どうにか頭を洗い終えた。

途中友人が、蒸しタオルを背中にかけてくれた。

『おおー、背中だけ天国だ。』

身体を洗っていても、やはり泡には根性が感じられなかった。

『その根性、たたきなおしてやらないとな。』

人間一人の洗濯完了。

うん、人間一人バケツ3杯で洗えるな。