2月5日(土)


今週の株式市場は月曜日こそ大きく下落したものの、火曜日以降はアフリカ・中東の地政学的リスクの後退から戻りを試す局面となりましたクラッカー


火曜日、水曜日の上昇で戻りの局面はひとまず終了し、しばらく横ばいの展開になるのではと思っていました。

しかし木曜日こそ小幅下落だったものの、金曜日には再び日経平均で100円を超える上昇となり終値で10,500円台を回復する力強さを見せましたアップ


金曜日の上昇については、新日鉄と住友金属の合併が各業界再編への呼び水となるのでは、との思惑や米国の経済指標の改善がその理由と考えられます。

株式市場にはもちろんプラスの材料で相場が上昇したことは自然な流れかと思いますが、火曜日以降の上昇の幅は大きく、短期的には少し日柄調整が必要ではないでしょうか。


相場に過熱感はないものの、少なくとも割安感はなく来週一杯は調整局面を予想。

とは言え、大きな下落はなく10,400~10,550円の狭い範囲で小動きに終始すると考えています。

その後日本の3連休明けには再び相場は上昇を始め、相場は10,500を底にレンジを切り上げていくと見ています。


今後のリスクとしては経済指標や企業業績の改善が鮮明になっても反転しない米ドルの動きです。

1ドル=80円を割り込む可能性はまだまだありますので、その際には相場も一度崩れる可能性があります。

それ以外、つまりインフレやアフリカ・中東の政治リスクなどは今のところ相場に与える影響は限定的でしょう。


以前から何度も述べていますが、今は上昇トレンドのなかの調整局面。

押し目はしっかり狙っていきましょうニコニコ



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