【はじめに】
………ちゃうねん。
ホンマにちゃうねん。

アレですよ、アレ。色々書こう書こうと頭では思ってても中々文章にならんのですw
まあ、久々に刺激を受けたのでちょっと頑張ってみようと思いました。

もちろん今回も

推測・憶測・妄想

三拍子揃った内容でございます。
しばしお付き合い下さいませませ。


✄------------ キリトリセン -----------✄


表題の通り(あえてスペルにはしましたが)今回はももクロちゃんが初のミュージカルにチャレンジした
「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」を観賞した感想をつらつらと。
多くの方が複数回観られているので内容の咀嚼とかそういうのは皆様にお任せして、ただの忘備録として記そうと思います。

「Do you wanna dance?」つーたら渡辺美里さんの「虹をみたかい」のサビの強烈なフレーズが真っ先に出て来る世代ですw
MaxellのCMはむちゃくちゃインパクトありました。
「Breakin`now Breakin`now」の気張り具合がハンパないかっこよさでしてねえ…。

-閑話休題-

すいません、さっそく踏み外しました。
さて、本ミュージカルは「ジュークボックス・ミュージカル」との事で、既存の楽曲を使ったミュージカルだそうです。
ABBAの「マンマ・ミーア」なんかが有名ですね。
個人的にミュージカルといえば『ディズニーのミュージカル三部作」です。
「リトル・マーメイド」
「美女と野獣」
「アラジン」
特に初めて観たのは「美女と野獣」で、この作品に出会えた事でミュージカルへの抵抗が無くなりました。
でもその後も能動的に観ることもなく、今回に至った訳です。

観劇に辺り、一切のネタバレを見ないように情報統制をして、公式サイトやトレーラーすら一切観ないように徹底しました。
だからどの曲が使われるか分かってないですし、唯一導入部の話だけ知った状況でした。

『ダンス大会の決勝を翌日に控えたカナコ・シオリ・レニ・アヤカが突然の交通事故で亡くなる』

となかなかハードな導入です。
ちなみにあらすじ(つーかほとんど)はパンフレットに記載されています。

…決勝を控え、「今が人生で一番楽しい」なんて浮かれながら♪ドゥユドゥユドゥユドゥユワーナーダーンスと踊る4人。
そこへ飛び込む車…

舞台は暗転し流れて来たのは「embryo -prologue-」
そうです、3rdアルバム「AMARANTHUS」の冒頭を飾るナンバー。
これが流れるということは…続いて「WE ARE BORN」のイントロです。
舞台には白い衣装を身を纏った4人と周りを囲むダンサーさん。

4人は亡くなり、新たに転生をしていく様を描いたのでしょう。

いきなりの大人数で一糸違わぬ踊りを見せつけるこの集団に圧倒されました。
こんなのライブでは当然観たことない。コーラスもめちゃくちゃ分厚い。
そうか、これがミュージカルだ!!と感激。
一方で大好きだったツアー「DOME TREK」を思い出す展開に感情が揺さぶられ、のっけから泣き出す始末w

そしてカナコ以外の3人は無事転生したが、1人だけ死んだことにさえ気づかず彷徨える魂となった。
この転生先はシルビアさん演じる天使ミーニャによって『ガシャポン』で決められるそうだw(適当すぎてワロタ)
つか、その役名はあれか? あれから取ったのか?w
ミーニャと妃海さん演じる坂上。彼女はミーニャの執事だそうです。

この2人が話し始めた瞬間、舞台の空気が一気に変わった。
多分わざとでしょうが、歌いながらセリフを話すような口調だったりもあってますますミュージカル感が深まる。
2人が歌う「世界の秘密」でこの世界の仕組みを説明。
パラレルワールドであるこの世界では死んだ魂は平行世界へ転生すると。ただし記憶を全て失って…。

圧倒的な歌唱力と演技力にさすがのももクロも霞むくらいでした。

「幕が上がる」でもそうでしたが、ももクロが恵まれている所はこういう場を与えられる際に必ず『本物』と共演させて貰える所ですね。間近で『本物』を見る事で得られるものがたくさんあるはず。

坂上から時空を移動できる鍵を奪い、転生した3人の所へ急ぐカナコ。ここで歌われたのは「サラバ」です。
天使組の♪Ah~ha Dig it Dig itがぶっといのなんのって。凄い迫力です。

シオリは結婚直前の花嫁に転生。(ソロ曲は仏桑花)
親の望む『良い子』でいる自分に疑問を持つも、やはり受け入れてしまう自分に悩む。
そこへいきなりやってくるカナコに「また一緒に踊ろう」と誘われるも何の事か分からず当然受け入れられない。
でもカナコが♪ドゥユドゥユドゥユドゥユワーナーダーンス♪と歌うと自然に身体が動くシオリ。記憶は失われていても、どこかで覚えているようだ。
そして自分を振り回して去っていくカナコを追う…。

アヤカは高校の演劇部部長に。でも後輩達はどこか冷めていて自分の熱意が伝わらない事に悩む。(ソロ曲は青春賦)
そこへいきなりやってくるカナ(ry
でもカナコが♪ドゥユドゥユ(ry
そして自分を振り(ry

…ちょっと待て。この展開観たことあるぞw
「天使とジャンプ」のカナエと一緒やん。
わざとだな、きっとわざとだw

そしてアヤカの件では気になるフレーズが。
「さおり先輩」という発言が出たんですね。
つまりこの世界は「幕が上がる」のパラレルワールドでもあった訳です。本広監督はこういうメタなネタ好きだなあw

レニは看護士に転生。(ソロ曲は希望の向こうへ)
ブスで何も出来ない自分だけど、人の分まで頑張れば認めて貰えるかもと頑張る健気な看護士に。
そこへや(ry
でもカナコ(ry
そして自分(ry

毎回ミーニャと坂上も出て来るがカナコに振り回されっぱなし。
どうやらコメディリリーフのような立場でもあるようで。
お二人とも芸達者なのでネタに走っても締まるんですよねえ。

カナコは凄くバカですが、とにかく前向きでダンスがむちゃくちゃ好きで、笑顔を決して絶やさない強い子です。ずーっとニコニコ笑っています。
サラバでは天使の部下たちを笑顔で味方につけるほどの威力を発揮。
このカナコ…いや、百田夏菜子という人の凄さをまざまざと見せつけられたのが『笑顔』なんですよ。
いつものライブでもニコニコ笑ってるイメージが強いんですが、今回はずーっと笑ってるんです。後半のあるパートまで一切崩れません。
普段のライブで笑っている夏菜子は本当の夏菜子なのかな? 今回みたいに『演じた』夏菜子なのかな? なんて疑っちゃうぐらいに。

百田夏菜子は本当は恐ろしい女優なのかも知れない…と強く感じたのでした。


3人を巻き込み、奥底に沈んだ記憶を刺激しつつ突然舞台はオーディション会場に。
「ゲェーッ!  なんでダンス大会じゃないんだ!!」
と驚愕するアタシw
審査してるのがチャコ(ミーニャ)と坂上。
なんでチャコなんだろうか。北斗晶かな?とかどうでもいい事を考えるw

オーディション受験者にチャコが問う。
「あなたにとってダンスとはなんですか?」

シオリ「自由」
アヤカ「大喝采」
レニ    「勇気」
そしてカナコは「…仲間!!」

もちろん転生後のキャラクターに因んだ答えなのは分かってるんですが、カナコの答えにまた目から汗が…。

そして他のメンバーを含めた9人はアイドル「ヘヴン」として活動していく事に。

ー第1部完ー


…ほえ? ダンス大会は? なんでアイドル?
どうやら4人で再びダンス大会にチャレンジする、という世界線ではなくなっていたようです。
この理由も後から判明するんですけどね。
てっきり決勝に行くものと思ってたので予想外でした。

この時点で、ミーニャ&坂上のコンビにすっかり魅了されておりました。
その存在感の大きさたるや。
お二人が居たからこそミュージカルとして成立してるなあと。シルビアさんのビブラート凄いんです。
妃海さんの声の張り、あの細い身体のどこから出てるんだろうって。
2人で歌う時はまさに『言葉の殴り合い』が聴けるんです。
片方が歌って「さあどうだ? 私はこれだけ歌いあげたぞ!」と言わんばかりの歌唱をお互いにぶつけ合うようなセッションというか…。もちろんそんな意識はしてないと思うんですけどね。
先日福岡で観た中洲ジャズでもそういうセッションを聴けました。
『言葉の殴り合い』がハマるとめっちゃカッコいいんです。
ももクロ曲を他人が歌うのが珍しい状況でもあるのですが、やっぱり一流は違いました。
きっと4人はとんでもねえ影響受けてるぞ、と。

それと周りを固める共演者の皆さんもスキルが高くて、歌は上手いわ、ダンスは上手いわと。
恐ろしいですね。ミュージカルとかオペラもそうですが、圧倒的スキルを持った方々がゴロゴロ居るという現実。
観客としても『一流』に触れておく機会をもっと持っても良さそうです。



【最後に】
あ~やっぱ、長くなりそうですので分ける事にしましたw
また4卍…じゃなかった4万字制限食らうと修正がめんどくさいので。
サブタイトルには何の意味もありません。
好きなんです。ただそれだけですw
さあ、後半このまま書ききれるのか、眠気に負けるのか。
期待せずお待ち下さい。