【はじめに】
前回のエントリー、本当にたくさんの方に読んで頂き誠にありがとうございました。
正直想定を遥かに超えるアクセスにビックリしました。
このブログも元々Twitterで書けない長文が必要になったら使うかぐらいのつもりで作ってて、まあ、更新の新しいネタが推しの卒業というこれまた想定外のものだったのもアレなんですが。
今後も本当に気まぐれで更新していきますので、どうぞご期待などなされぬようお願いします。
玉さんの気持ちが少しわかりましたw
…うん、前置き長いな。
閑話休題。
本編ですが、本当は杏果卒業前に書くつもりだったネタです。
だから今更感満載です。
そもそも杏果卒業ネタメインじゃないという時点でアレです。
あとこのブログの根本を成す三大要素を記します。
推測・憶測・妄想
もう一回
推測・憶測・妄想
これ大事です。
それでも宜しければお付き合い下さい。
✄--------------- キ リ ト リ セ ン ---------------✄
5人のももクロってそれぞれをコンビとして見てもとても楽しいんですよね。
リーダーである夏菜子に至ってはメンバー全員と名前が繋がる奇跡を持ってて。
ももたまい
ももかなこ
ももたかぎ
あやかなこ
ですが、今回あくまで緑推し視点でももか繋がりのコンビを語りたいワケです。
ただただ、思い出として。
①あーりんやす
この2人はとかく行動のシンクロ率の高さが結構見受けられますね。
杏果が声帯治療で声が出せなかった時、杏果の挨拶を担当したのはあーりんでした。
時にはあーりんが全部持って行くのもまた一興でしたね。とにかく息ピッタリで杏果の挨拶をこなすあーりんに感心したものです。
個人的に語り草にしたいのは2013年2月14日にNHK大阪で生放送された「あほやねん!すきやねん!」という番組での自己紹介。もちろん杏果の声はあーりん担当。
映像でお見せ出来ないのがもどかしいですが、この日のシンクロ率は300%(当社比)を超えていました。もう杏果がそのまま喋ってんじゃねえの?と驚愕するぐらいに。
後にあーりんが骨折した時は車椅子のあーりんを気遣う杏果の姿がたくさん見られましたね。
あーりんやすの2人は子役出身という共通点があります。しかし子役のランクとしては当時の杏果が圧倒的に上でした。(しかしその杏果ですら当時の美山加恋ちゃんに全く歯が立たないという恐ろしい世界だったようです)
あーりんも語っていましたが、そんな人が『後輩』として入って来たもんだから驚きは凄かったんでしょう。しかも歌もダンスも凄いワケで。あーりんは内心複雑だったんじゃないかなあなんて思います。今となっては本当にどうでも良いことですが、あーりんが(芸歴は後輩、ももクロでは先輩の)年上の杏果を呼び捨てにしたのは自分の居場所を守る為だったのかなって。
後にこの2人のダンスは動の杏果、静のあーりんと称されます。キレと激しい動きで魅せる杏果と指先にまで神経を張り巡らせるしなやかな動きのあーりん。2013年ぐらいでしたっけ、ゆみ先生曰わく杏果は時々手を抜くと見抜かれていました。(今は無いと思うけど)
でもあーりんのダンスは常に基本に忠実です。「走れ!」のサビの振付とかいつ見ても素晴らしい。腕の上下の時に降ろした肘をクイっと内に入れるあの振付とか絶対手を抜かないんです。他の4人は時々曖昧な動きをします。佐々木プロ凄いです。
ラジオだと優等生っぽく、トラブルなくいつもスムーズな番組運びを見せていました。
まあ、ビジネスライクに見えないことも無いだろうけど、それは穿ち過ぎか。
そんな2人はやっぱりライバルだったのかなと思うんですね。ただその気持ちはあーりんの方が少し強いように見えます。でも杏果は最年少でありながら実は裏でみんなを引っ張るあーりんを頼りにしてたのかな。視野の広さはグループ1ですからね、あーりんは。この2人が話すのは主に仕事の事。子役出身ならではの感覚は近かったんでしょうね。仕事のプロとしてのライバルと言うか。
卒業ライブで見た互いの送辞と答辞もそんな感じでした。でもこの2人のやり取りが一番物足りなかったな。もっと突っ込んだ話というか本音を見たかったというのは贅沢な要望でしょうか。あーりんはそこそこ腹割ってくれたとは思いますけど。
当然そこらの友人関係より遥かに深い絆があるのは重々分かってますが、もっともっとベタベタしたあーりんやすを見たかったなって今は思います。
②ありたまい
この2人の距離感、たまらんですね。つかず離れず。
入った当初からは玉さんが色々お世話をやいてたようですね。さすが気配りの人です。杏果の家に唯一泊まった事があるのも玉さん。それから杏果は玉さんが大好きなようです。(超憶測&希望)
5人で男装したりして理想のデートを描くグラビア企画では杏果は迷わず玉さんを選んでましたし。
身長差が最も大きいコンビなのでこのカップリングは良かったなあとしみじみ。
ありたまいの写真はさほど多くないので、たまに出てくると狂喜乱舞したものです。とても希少性の高い写真です。レッドデータブックに掲載すべき案件です。
後に不仲説も出ました。当時2ちゃんでも色んな論議が交わされてましたなあ。
それの決定的証拠(らしいよ)の1つがシングル「労働讃歌」のメイキング。ももクロChanで放送もされました。
当時賢いキャラを守りたかったのか、まだ米子の夜を迎える前の杏果はおバカ発言をした夏菜子を(多分良かれと思って)からかうシーンが多数見受けられました。そしてこの時も夏菜子はバカだバカだとからかっていた所、ムッとした顔付きの玉さんが杏果の口をグッと掴んで睨みつけるシーンがありました。杏果も夏菜子も驚きの表情。玉さんは少し経って無言で手を離します。夏菜子をバカにしたのが心底腹立たしかったのかも知れません。なんせ杏果も実はおバカだったワケだし。
おめーが言ってんじゃねえよ、そんな気迫が確かにあのシーンにはありました。
このやり取りから3年後、桃神祭のメイキングで不仲説茶番をやった2人は何のわだかまりもない事を見せつけます。玉さんの性格的に引きずるような感じでも無いでしょうし。
ラジオだと同い年コンビ(杏果は早生まれだけど生年は一緒だもんね)らしく、同じ話題で盛り上がる事もしばしば。ただしクイズ企画だと杏果が一方的に殴り続けられる展開がお約束でしたw
後に映画「幕が上がる」において看板女優ユッコと強豪校からの新星中西さん(原作通り悦子じゃダメだったのかなあ…1人だけ距離を感じる)が描かれ『無いものねだり』の関係であると語られます。これがそのままありたまいなんですよね。玉さんは杏果の歌やダンス、勉強などに取り組む姿勢を、杏果はそのスタイルの良さ、頭の回転の速さ、司会すら務める技量をお互いに『無いものねだり』していました。
この2人もまた良きライバルでした。卒業ライブで玉さんが自ら語るとは思いませんでしたが。
切磋琢磨して互いの無い物を手に入れようとしていたんでしょうね。
だからこそ「境界のペンデュラム」の例の振付がたまらなく格好いいんですよ。この2人なら初代プリキュアの必殺技『プリキュア・マーブル・スクリュー』が放てるはずです。(お前は何を言ってるんだ)
③推され隊
これはももクロChan#82~#83を是非ご覧下さい。(超手抜き)
2人の馴れ初めなどが2人によって語られます。
ラジオでこの2人だといつも以上にリラックスしているのが手に取るように分かります。
れにちゃんはももかつぜつが大好物です。杏果が噛むと大喜びします。個人的には2013年6月16日放送のももクロくらぶ。ももかつぜつが炸裂しまくり、れにちゃんが笑い死にしかけるという伝説が生まれました。何回聴いたかな、あの回はw
(大きな声でいえませんが今も聴けますね)
事ある度に支え合ってきた推され隊、アタシが緑単推しから推され隊推しを決意したのは2016年4月のフォーク村でした。杏果生誕をやり直しだったこの回、全員が緑のシャツを身にまとい杏果の為にたくさん歌いました。みんなに愛されている杏果の事を見て心から喜び、涙を浮かべた人がいました。
れにちゃんです。
今思い出しても泣いちゃいます。放送中、推され隊で歌ってる時に感激して、互いに『泣いてんなよバーカ』『バーカ』と軽口を飛ばし合う2人。こんな杏果を引き出せるのはれにちゃんしかいません。
そういえば互いのブログで私信を交わした事もありましたね。杏果を気遣った呼びかけに後日応えた杏果。直接やり取りすりゃいいのに敢えてブログでやる辺りが推され隊らしいです。
2人で(正しくはマネージャーさんもいたけど)観覧車に乗って、てっぺんでチューをしたいというれにちゃんの提案に杏果は「れにだからいいか」という謎の理由で受け入れます。アンタらカップルかw
こんな2人だからこそ、卒業ライブでのやり取りは悲痛でもありました。れにちゃんは最後まで翻意を期待していたのかも知れません。もしかしたら杏果を引き留められなかった自分を責めたかも知れません。れにちゃんの涙の意味を思うと、アタシも号泣してしまいました。答辞では夏菜子ではなくれにちゃんを最後にしてくれたのは粋な演出でした。おかげで散々泣かされましたけどね。杏果はれにちゃんとプライベートで遊ぶ約束をするなど、夏菜子とあかりんの関係を見ているようでした。親友ってヤツですね。
緑推しとしては最高で最強のコンビであったと断言したいです。
④ももかなこ
常々アタシはこの2人を『戦友』と評してきました。
かつて夏菜子は杏果の事を「(もしももクロで一緒じゃなくて)同じクラスだったら絶対友達にならないタイプ」と語っていました。陽と陰、太陽と月(かつては夏菜子とあかりんの関係として評されてましたね)、クラスで中心にいる子と隅で目立たない子、対照的な2人だと思います。
でも「1人の時間を大切にする」「極度の負けず嫌い」「おバカ」(いや、これは違うか)と言った共通点も多く、実は似たもの同士だったのかも。
いつしか、夏菜子は杏果の事を頼りにしているように見えてきました。後々の発言から推測すると大学進学辺りなのでしょうか。過酷ともいえる状況で仕事と学業の両立を実践している杏果の姿を見て随分勇気を貰ったようです。夏菜子のBirthday Bookでの対談にありましたね。
この頃から2人は互いの背中を預けて戦う、まさに戦友感を感じるようになりました。
「桃色空」の最初のパートはももかなこです。夏菜子の希望でこうなったと語られていました。
2人が交差し、背中を預けて歌い、そして少しずつ離れていく振付です。最高にかっこいいんですね、これが。2人の無言の信頼感をヒシヒシと感じます。
夏菜子はどこか男の子っぽさを感じる事があるのですが、そのせいか逆に女の子ぽさを見せる杏果にどうも夏菜子がキュンキュンしている様子がももクロChanで何度か見られました。すぐに恥ずかしがる杏果を「かっわい~」と茶化すのはいつも夏菜子ですし。実際にフォーク村などでたまに甘えてくる杏果が可愛いと語った事もありましたね。
この状況を見てアタシは
【玉さんが好き→夏菜子が好き→杏果が好き→玉さん(ry】
という胸キュンTriangleを提唱しました。今の所、誰からも同意されていませんw
ま、冗談はさておき、杏果が卒業を発表した時から4人は出来る限り笑顔を浮かべていました。世間に心配かけない為に、ファンに不安を与えない為に。本当にいじらしいぐらいでした。
だからこそ肩の荷が下りたように満面の笑みで話す杏果との温度差が残酷にも映っていました。
そんな中、夏菜子は時折力のない笑みを浮かべたり、思い詰めた表情を隠しきれません。人前で泣く事を良しとせず弱音を吐く姿など見せないあの夏菜子がです。
「米子の夜」の後も、5人で居る時に杏果の行動をそばで誰よりも見守っていたのは夏菜子だったとアタシは断言します。トークがハネて盛り上がる中、一人パソコンの画面でファンのコメントを追う杏果にもトークに参加できるようネタを振ったり、フレームから外れる杏果をフレーム内に引き戻したり、2人きりの時は杏果のマシンガントークに付き合ったり…夏菜子は杏果と話すと緊張すると語った事もありますね。未だ打ち解けてないと見るか、逆に好きすぎて緊張しているのか、見方はそれぞれです。当然後者だと思ってますけど。
ラジオでイントロクイズをももかなこでやった時の盛り上がりは凄かったですね。杏果が喜ぶと夏菜子も嬉しい、そんな雰囲気でした。
そんな杏果が去ってしまう…夏菜子が受けた心のダメージは想像以上に大きかったんでしょう。話があって90分間も黙り込んでしまったと聞いて本当に驚いた。言いたい事はたくさんあったんでしょう。でも頑固者で杏果の決意の前に何も言えなくなった。あかりんの時は「ふざけんなよ!」と叫ぶ事が出来た夏菜子が。
しかし夏菜子は卒業ライブで飲み込んだはずの本音を杏果へぶつけた。
それでも一瞬躊躇った。口に出したらどうなるのか怖かったのかも知れない。
「10周年は5人でやりたかった」
きっと杏果の卒業を聞いた日に本当は伝えたかった気持ち。
昔から言いたい事があっても飲み込んでしまっていたあの夏菜子が本音を聞かせてくれた。
ずっとニコニコして時には真剣にメンバーからの挨拶を聞いていた杏果の表情が一瞬変わった。
夏菜子があそこでさらに泣きじゃくれば杏果の翻意が見られたのでは、と思わせるほどの衝撃だった。
杏果は夏菜子の気持ちに応えて、今まで隠していた本音を語った。
『大人の事情に飲み込まれた』本音を。でも杏果はその事情を受け入れた。あかりんの時と同じく、去る者が注目されるのではなく残る者が注目される事。その為には10周年を待たずして杏果は去らなければならない。4人のこれからの活躍を願って杏果は敢えてヒールとなったのだろう。
4人全員と別れの抱擁をした杏果だったけど、夏菜子との抱擁は誰よりも長かった。そして何かを話していた。ようやくお互いの本音を交わせたんだと思う。なんて不器用な2人。
杏果卒業発表の少し前に突然
#ももかなこはガチ
という謎のタグがノフTwitter界隈を賑わせた。
実はこれ杏果が仕掛けたんじゃないの?(絶対違う)
素晴らしいタグだと思ったのでアタシも反応したワケですけど。
思えば、夏菜子は杏果卒業の意志ありな空気を薄々感じ取っていたんじゃないだろうか。
ココセン武道館公演、杏果を祝う為に方々から届いたたくさんの花が飾られていた。
その中に見慣れた名前が。
百田夏菜子
ももクロからではなくて、夏菜子個人からのお花。この件について夏菜子から何か語られた記憶は無いです。(あれば教えて下さい)
どういう意図で贈ったのか。単に武道館単独公演を祝うなら4人連名でも良かったはず。
『戦友』を単に祝う為だったとしたらとても尊いし、そうでなくても尊いです。
夏菜子を含め4人はkwkmさんと共にダブアンぐらいまではアタシの後ろで見ていたそうです。
(ここ個人的に引きずってますw)
もしかしたらkwkmさんが分かってて見させたのか、それともこの時点で実は知らされていたのか。
真実は闇の中です。
ちなみに夏菜子からのお花を見てその場でアタシが泣き始めたのは言うまでもありません。
(あの時は2人の無言の友情だと思ってましたけど)
真実がなんであれ、あのお花を見ればやっぱり思いませんか?
ももかなこはガチ
だと。
※1/25追記
コメントで教えて頂きました。
夏菜子は他のメンバーのソロコンにもお花出していたそうです。
リーダーとしての矜持ですかね。ホントにウチのリーダーは最高です。
太陽です。夏菜子ありがとう。
【最後に】
夏菜子、玉さん、杏果は『チーム信号機』
れにちゃん、夏菜子、杏果は『年長組』(杏果は嫌がってたけど)
れにちゃん、杏果、あーりんは『一人っ子トリオ』
れにちゃん、杏果、玉さんは『マス寿司三人前』
では
夏菜子、杏果、あーりんは?
これに名前が付かなかったのが残念でなりません。非常に珍しい組み合わせだったと思いますが。
どの組み合わせでも面白くなるのがももクロの強みだと思います。
だって女性グループでメンバー全員が仲良いなんてそれこそ奇跡ですからね。
だからアタシは杏果がこそっと夏菜子に漏らした本音が大好きです。
『やっぱももクロっていいよね』