【はじめに】


大変ご無沙汰しています。


頭にアレコレ書きたいな〜と浮かんでも継続するモチベーションと我が家の財政が保てないんです。

WIN5当たんねーかなー(棒読み)


でも久々にモチベが上がってきたので書いてます。


お題は『響け! ユーフォニアム』です。

では行ってみましょ〜。




-------✂︎----キリトリセン----✂︎-------




まず『響け! ユーフォニアム』とは何ぞや…ですが、説明し始めるともうそれだけで終わってしまうので割愛します。


知らない方は10分頂いてコレ観てください。

https://youtu.be/foyANBlaEng?si=ynQYzFL24dPuNu2d 


めっちゃ掻い摘んで書くと、高校の吹奏楽部が舞台の作品です。


元は武田綾乃さんの小説で、2015年に京都アニメーションがアニメ化した作品です。

作者が吹奏楽部だった経験を活かした内容で作品の舞台もご自身の出身地である京都府宇治市になっています。


TVアニメの1期〜2期で主人公である黄前久美子の1年生時を描きました。

スピンオフ作品に劇場版『リズと青い鳥』があります。(これがまた良い)


さらに劇場版『誓いのフィナーレ』、特別編『アンサンブルコンテスト』(通称アンコン)で久美子の2年生進級〜3年生部員引退〜新部長就任後までを。


そして2024年4月からEテレで久美子3年生編(シリーズ最終作)がアニメ化されます。


映像も美しく、作品の隅々まで目が届いているような細かい猫写。京アニクオリティが炸裂してます。


色々と素晴らしい作品なんです、ホンマに。


むむ、やっぱり長くなるのであとはWikipediaでw

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%BF%E3%81%91!_%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%A0 


この作品は舞台の宇治市ともかなり密接な関わり合いがあって、数々のイベントが開催されて来ました。宇治市を走る京阪電車宇治線ともコラボを実施しています。

宇治市のあちこちに聖地があります。

京アニの本社も宇治市です。

さらに吹奏楽がモチーフなので実際に吹奏楽のコンサートが幾度も開催されて来ました。



んで、やっと本題。


第7回定期演奏会に今回参戦してきました!


会場は第1回定期演奏会が開催された宇治市文化センターです。この会場はアニメにも登場して大事な場面の舞台になりました。


※ここからはアンコンを観ているのが前提の感想になります



開演。


緞帳が上がるとそこには作品にずっと寄り添った演奏をされているプログレッシブ!ウインド・オーケストラの皆さんが。

最初は演奏か〜と思った矢先に聴こえてきたイントロでいきなり涙腺が決壊するとは思いませんでした。


OMENS OF LOVE


T-SQUAREの名曲で且つ、吹奏楽の定番曲(だ、というのをアンコンで知りました)。

この曲はアンコンのオープニングで流れる曲で、またこのOP映像が素晴らしい。


青春の1ページを上手に切り抜いたようなそんな映像です。最後の低音パートのメンバー遍歴で毎度泣いてますw


このOP、無料公開されてるのが太っ腹です。

https://youtu.be/_PCo5z77Sto?si=UMc9Vf_ksByTuT69 


今回は現時点での最新作であるアンコンをテーマとした演奏会だよという最高の案内を頂きました。


この曲のあとに今回の進行を務める声優さん達が登場。


豊田萌絵(川島緑輝 役)→MC

雨宮天(久石奏 役)

土屋神葉(月永求 役)

杉浦しおり(剣崎梨々花 役) 敬称略


このメンバーは激レアだ。

主要人物のみどりちゃんを除いてあとは全員後輩(1年生)です。

このMCで求くんがアンコンで一切セリフが無かったという話が。お、確かに劇中にはいたけど一切喋ってなかったやん!と気付かされる。


一通り挨拶が済んだあとはアンサンブルのコーナー。


アンコンの劇中だとダイジェストで紹介されていた曲をフルで聴けちゃうという贅沢な時間でした。

しかも1曲毎に声優さんによる曲紹介を兼ねた寸劇が入ります。


管楽五重奏「フラワー・クラウン」

金管七重奏「金管七重奏のための"ティー・タイム"」

コントラバス二重奏「メヌエット」

管打八重奏「フロントライン~青春の響き~」


コントラバス二重奏とか普通には絶対聴けない編成だと思いますが、予想以上に素晴らしかった。


で、また涙腺を刺激されたのが最後のフロントライン。


だってアンコンの劇中で練習している様子がずっと描かれていたあの曲が目の前で演奏されているんです。

(久美子の)ユーフォニアムから入って(つばめちゃんの)マリンバが続く………2次元と3次元が交錯した瞬間でした。

マリンバの奏者さんに至っては正直つばめちゃんにしかもう見えませんでしたw

めっちゃ難しい演奏に見えましたが、つばめちゃん練習頑張ったんだなあとしみじみするぐらい脳が混乱してましたね、はい。


普段の定期演奏会では演らないというアンサンブルを存分に堪能した後にお鶴さんこと、TRUEさんが登場。

やた! 生歌聴ける〜とテンション爆上がりに。


で、紹介されたのが


DREAM SOLISTER


………マジっすか?


アニメ1期の主題歌であるこの曲、もうイントロ聴くだけで泣いちゃうぐらい訓練されています。

めっちゃ好きな曲なんです。

それをブラバンアレンジで聴けるとかもう幸せ。

サビではオーケストラの皆さんも通常のライブのようにジャンプ…は無理なので右手を挙げています。


そんでお鶴さん、生歌がやべえ。声量にスピーカーがビビるぐらいやべえ。くっそうめえ!

もう泣いてますw



次のコーナーは朗読劇。


ステージで4人の声優さんが朗読劇をされるんですが、もう目を閉じれば各キャラが動いて話しているのが脳内再生されます。やっぱり声優さん凄い。

途中、雨宮さんがセリフ中に一瞬詰まったんですが何とかやり過ごして、サッと横向いて咳をされたのが印象的でした。アフレコ現場を垣間見た気分です。



続いては好評(らしい)劇伴メドレーです。


ここは正直自分の勉強不足を感じました。

劇伴を聴き込む程には作品を観られてないです…。

まだまだクンフーが足りません。


そう、アタシはただのニワカです✨



時間はあっという間に過ぎて行くもので、次が最後の曲との案内。

よくある え"ぇ"ーー‼(•'д'• ۶)۶ はやらないんですねw


で、その曲は…当然の選曲かも知れません。


アンサンブル


つまりアンコンの主題歌です。

お鶴さんが再登場し、この編成では初披露とのコメントが。

主要メンバーの北宇治カルテットの皆さんにも大好評だそうで、MCの豊田さんは作品を観てこの曲で泣いちゃったぐらい好きだとか。


お鶴さんは歌だけじゃなく作詞も素晴らしいんです。この曲もキャストより先に脚本を貰った上で今までのユーフォを想いながら書いた詞だそうです。


案の定、アンサンブルを聴きながらアタシの涙腺はまた決壊(チョロい)。



曲が終わり、場内は大喝采です。

そのままステージは暗転しますが、鳴り止まない拍手。

当然このまま終わる訳にはいかないですよね。

で、拍手がいつしかリズム良くなってアンコールを呼びかけるクラップに………ならへんのか〜い!


そのまま拍手が続く中で、ステージに再び明かりが灯りました。

ずっとステージの最後方にいたリズム隊の方々が最前に。

手にした打楽器達が奏でるリズムに超反応しました。


ヤツだ、ヤツが来る!


宝島


そう、OMENS OF LOVEと並んでT-SQUAREの名曲で且つ吹奏楽のド定番(というのをユーフォで知りました)。

この宝島が定期演奏会のアンコールの定番になってきたそうです。


この曲が来たという事は部長のソロパートありますよね? ね?(2期7話)


さっきまでクラシックコンサートのような佇まいだったオーケストラの皆さんがサンバのリズムにノッてノリノリで演奏されています。

サビは皆さん立っての演奏だったり。


うお〜AMGのライブ観てるみたいだ。(身内ネタ)


で、やって来ました。テナーサックスのソロパート。

部長! 部長だぁぁ~とゴキゲンなテンションで聴いてました。

 宝島を聴いてもう大満足だったんですが、まだ興奮は続きます。


三日月の舞


ユーフォで宇治市文化センターといえばこの曲でしょ!と言わんばかりの畳み掛け。

そう、麗奈と香織先輩がソロパートを争った曲です。(1期11話)

当然後半のトランペットソロに期待MAX。


で、実際にソロパートになった瞬間、ステージに間違いなく麗奈がいました。

香織先輩の夢を打ち砕いたソロパート。

JAZZのライブと違ってソロパート毎に興奮の声出したり拍手出来ないのがもどかしかったですw

(宝島は雰囲気的にOKでしたが)



…大興奮の内に曲が終わり、ステージには出演者が勢揃いしました。

1人ずつコメントを残して行くのですが、雨宮さんの様子がヘンだぞ…w

押し寄せる音の波に飲まれてめちゃくちゃ興奮されてました。


いや、わかる(わかる)。

それだけ素晴らしい演奏をたくさん生で聴けたんですもん。


全員のコメントが終わり、終演か〜と思ったら………豊田さんから3期に合わせてこの曲で終わりましょうとの案内が。


ん? 3期の曲?と脳内にクエスチョンマークが浮かんだ刹那、その疑問は一瞬で解けました。


Moonlight Serenade


グレン・ミラー楽団の超名曲、JAZZの超スタンダード、アタシはChicagoのバージョンが大好きなこの曲。


そう、アンコンのラストでしれっと描かれた、久美子と新キャラ黒江真由を繋いだのがMoonlight Serenadeです。

これも映像あるのが凄いね〜。

https://youtu.be/tivWtieIPOk?si=WZySHl9aFcHuGpIv 


3期を迎えるにあたって最高の選曲と共に第7回定期演奏会は幕を閉じました。


もうずっと興奮が収まりませんでした。

何回肩を震わせ感動の涙を堪えたか分かりません。

ユーフォと出会ったのが遅かったのでこのタイミングでしたが、もっと早くから出会いたかったと心から思いました。

オーケストラの指揮者である大和田さんも仰ってましたが、音楽の力って本当に凄いなあとしみじみ。


3期が待ち切れないなあ。


合言葉は #日5はユーフォ ですよ!



【最後に】


まさかユーフォでブログ更新する事になるとは全く予想出来ませんでした。

また今回の演奏会も1人だと行こう、という気持ちが起きなかった可能性があるのですが、きっかけをくれた友人のたこさんにも感謝です。

こりゃ第8回も行かねばならんね。


それではまた。