今日お邪魔した耳鼻科医院でのお話です。



院長は怒ると怖い方。

怒りの感情と理詰めなので、スタッフは誰も太刀打ちできません。

それもすぐ怒る。

なので、スタッフは院長を怒らせないでおこうと

院長の顔色ばかり窺うようになったそうです。



ここまでは昔の話。



私がこちらにお邪魔するようになった頃と同時期に

院長は、スタッフがイキイキ働ける医院を作るために

自分を変えようと努力を始めます。



(昔の院長を知る人に言わせると

院長はだいぶん変わったそうです。)



それでも、「怒」という感情を抑えるのはとても難しいようで、

スタッフも、まだ院長の顔色を窺う時があるようです。




そんな院長に対して スタッフが、

院長の行動に関する問題を進言しに行きました。



知らない顔して言わなくても済む問題であり、

言えば、院長を傷つけ、院長の怒りに触れるようなことです。



それでもスタッフは医院と院長のことを真剣に思う気持ちがあったから

あえて言いに行きました。

言いにくいことですが、何でも言い合えるチームを作りたいから

頑張って言いに行きました。


めちゃくちゃ素敵でした。



結果、先生を傷つけ怒らせてしまいましたが、

最終的に円満に話はまとまりました。

話がこじれたら助け船を出そうと僕も同席していたのですが、

最後はお互いがお互いを理解しようとし、歩み寄りました。



この一連の出来事は、

チームとして大きな前進だと思います。


そして、良いチーム 良い医院を作るために

ここまで本気で院長に(それも怖いと感じている院長に)

ぶつかっていくスタッフは多くはいません。

本当に素敵でした。



そして、最終的にプライドを捨てれた院長も素敵でした。



この医院に関わって3年ですが、

今日は少し感動しちゃいました。

人・チーム・組織・医院の成長に立ち会えるのって

本当にこの仕事の醍醐味です。




多くの医院を見ていても、

まだまだ「裸の王様」的院長はたくさんいます。

これって、決して幸せな状態ではありません。



「うちは大丈夫だよ」って仰る院長でも

裸なのに気づいていない方もたくさんいらっしゃいます。



ぜひ、スタッフと良い関係を築き、

何でも言い合えるチームを目指してほしいと思います。

素敵な医院になれると思います!