
先日「ホワイトピアたかす」に行ってきました。
もちろんスキー場

自宅からは高速道路を使って、通常3-4時間程度。
ところが当日は雪の為高速道路が通行止め


通常ならば行くのは躊躇われるので中止にするところ。
そこでコーチに確認すると
「下道できてくださーい

と、お気楽な返事。
じゃ、下道でいくっかぁ、と、道を調べてから目的地のスキー場

予想以上の豪雪に戸惑いつつも、なんとか到着。
子供らをレッスンに入れておいらはスノーボード初挑戦。
リフトは使えない(乗れない)ので、下から少し登ってひたすら練習。
スノーボード初心者のおいらは見よう見まねで、レッスンを受けた嫁やガッツリ滑れる上の子供聞きながらやってると午前中でちょっと滑れるようになってきた。
午後からはみんなでリフトで登るか、と話してました。
コースは荒れ模様でしたが、コーチも一緒に昼飯をとったりと和気あいあいとした雰囲気。
元々プライベートレッスンだったし、レッスンもうちの兄弟しかいない状態だったので、時間には厳しくなく問題ありませんでした。
そしてお腹も満たしたところで事件が……。
嫁(=´ω`=)ノ「大変……

おいらヽ(´A`)ノ「どうしたのら?」
(=´ω`=)ノ「お財布が見つかんないの


ヽ(´A`)ノ「ええええ」
ヽ(´A`)ノ.。oO(でも、たしか胸の内側ポケットに入れてたはず…。しかもかなり大きい財布だからわかるはずじゃ)
(=´ω`=)ノ「それがポケットも全部見たけど身にはつけてないの。どこかに落としたのか(´・ω・`)ショボーン」
ヽ(´A`)ノ「じゃあ、落とすとしたらゲレンデだよね。転んだところを一緒に探そうか」
ってなわけで、ゲレンデを探すもその日は雪が激しくホワイトアウト状態。
試しにわざと携帯を落としてみたら雪に埋もれて、目を離すとどこにあるのか一瞬でわからなくなるほど。
ヽ(´A`)ノ.。oO(これは見つかりそうにないなぁ)
コーチに事情を説明して午後から予定していた下の子のレッスンは少し時間押しでやってもらうことに。
その間も車に置き忘れてないかとか転んだところを重点的に探すも見つからず。
ヽ(´A`)ノ「財布には何が入ってたんだ?」
(=´ω`=)ノ「現金とクレジットカードと郵便局のカードと……あと、保険証とか」
ヽ(´A`)ノ.。oO(うわぁぁぁん)
コーチ川‘ヮ‘) 「とりあえず、カードとか止めた方がいいよ!」
ヽ(´A`)ノ「ですね~」
川‘ヮ‘) 「ワタシならもう、落とした時点でカード会社とかに連絡するけどね!」
ヽ(´A`)ノ「そうなんですか」
川‘ヮ‘) 「いつもそうしてるから!」
ヽ(´A`)ノ.。oO(いつも落としてるんだ……

結局、カード会社やら警察やらに電話連絡して午後はもうほとんど滑るどころじゃない雰囲気に。
嫁は結局、その後は滑りませんでした。そしてゴーグルまで無くす始末。
というかこんなヘコんだ嫁を見たのは初めてかもしれなかったデス。
普段割としっかりしてる人なので。
人生で初めて財布を落としたとか言ってたし。
帰る頃になってもフロントにも届けに出てこなくて財布やらをなくしたまま帰路につくことになりました。
激しく降る雪にスノーボードの板を屋根に載せることができません。
車の屋根の上に積雪50cm近くあったはず…。
とりあえず濡れたまま荷物を後ろに放り込んで、屋根のあるところか雪がマシになるまで一旦走ろうということに。
そしてスキー場をあとにするときに、やたらとフロントガラスが曇って前が見にくい。
前の車に付いていこうと思ったその時。
ガシュガシュガシュ



ヽ(´A`)ノ.。oO(アルェ?)
思いっきり雪の中に車が突っ込んでました。
チェーンを履いたタイヤが虚しく空転。
ヽ(´A`)ノ.。oO(やっちゃったぁ)
横を次々と通り過ぎて行く車たち。
おいらの車は右半分が雪の中……。
掘っても掘っても柔らかい雪がどんどこ積もっていく……。
偶然通りかかったスキー場のスッタフが車を引っ張り上げてなんとか助かりました。
(文章にするとたった一行ですが、かなり大変でした)
夫婦共に疲労感満載。
子供たちは「腹減ったぁ」の大合唱。
普段なら、うるさーい、と怒鳴るはずの嫁は意気消沈。
途中、屋根のあるところで、屋根の雪を払ってボードの板を載せることができた。
嫁はこんなところで……なんて言ってたがこれが後ほど不幸中の幸いとなる。
156号線に入るとやたらと道が混んでいる。
ああ、そういえばまだ高速道路が通行止めだったなぁ。
混んでいる。
混んで……。
……。
そして、動かない。
ヽ(´A`)ノ.。oO(あるぇ、どうなってんのよー)
10分20分の停車は当たり前。
最大で40分の停車がありながら、156号線をゆっくり亀さんペースよりも歩行者よりも遅いペースで進んで行く。
原因はスタック。
次から次へといろんな車、車種関係なくどんどんスタックしていく。
対向車も進行方向の車も。
刻々と時間だけが過ぎ、子供たちは晩飯も食べないまま後部座席で撃沈。
荒れた雪道でぼっこん、ぼっこんと車が揺れても起きる気配なし。
それはそれで幸いだったのだけど……。
夕方6時ごろスキー場を出たはずなのに、午前3時になって9時間近く経過してもまだ156号線をノロノロと進む。
ようやく出てきたコンビニで申し訳ないが明るくなるまで休ませてもらうことに。
みんなもコンビニに殺到しているから商品なんてほとんどない。
弁当もパン類も。
カップ麺が申し訳ない程度にあるような過疎状態。
それでもチェーンを付けなくていいような道まででてくると高速道路の入り口までもう少し。
やっとの思いで、高速道路に乗るとさっそくサービスエリアへ

サービスエリアでようやくまともな飯にありつけました。
時刻は午前12時。
朝飯?
晩飯?
ナニソレ。
156号線にはイチコロにされました。いや、真面目な話。
関SAでお腹を満たした後、1-2時間走って養老SAでも一休憩。それ程疲労困憊。
嫁が運転してたのですが、なんとフォグランプを点灯したままエンジンを切って一時間以上寝ていました。
おいらは外に出たのですが、明るくなって気がつきません。
ヽ(´A`)ノ「さて、そろそろ出発するか」
(=´ω`=)ノ「うん……。……アレ

ヽ(´A`)ノ「エンジンかけてよ」
(=´ω`=)ノ「……かけてる」
ヽ(´A`)ノ.。oO(いやな予感しかしない)
当然、エンジンなどかかるわけもなくバッテリーが上がってました。
ヽ(´A`)ノ「あひゃひゃひゃ、ここまでくると逆に笑えますな」
(=´ω`=)ノ「ガソリンスタンドがあるから行ってくる」
そんなこんなで家についたのは夕方の4時頃。
参りました。
そしてくたばりました。

ヽ(´A`)ノ.。oO(行きはこんな写真も撮る余裕があったのになぁ)
後日、いそいそとホームセンターに雪かきのスコップや曇り止め、スタック時の脱出用工具などを買いに行く二人でした。
先に買っとけば……。