夫婦で倒れたのは、20年ぶりでしょうか?

当時は娘も幼児期で、年末に2人でインフルエンザに感染してしまい、大掃除も、帰省も叶わなかった苦い記憶が蘇ります。

今回の結果は、私(51)が重症で、奥様は軽症でしたが、検査結果は奥様がコロナ感染!私は何故か陰性。

ただ、今は娘たちが、拙いながらもあれこれやってくれます。

良い意味で、時の流れを感じる今日この頃です(笑)。










ウチの指導陣に新たに加わっていただいた楯先生からお借りしました。



これ、僕が子供の頃にNHKで放送していた時代劇。


大河ドラマとは違って、別枠で放送していたものです。


懐かしいなぁ…。



楯先生には、これまでも色々とお借りしたり、楯先生が書いた論文などを拝読させていただいたり。

本当にお世話になっておりまして、いつも心を豊かにしするキッカケなどを頂戴しておりました。




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冒頭に紹介した『真田太平記』。


歴史少年だった僕には、物凄い思い出深いドラマで。



それがまた、真田信繁(話中では「幸村」としている)役が、草刈正雄さん。


毎週観ていたにも関わらず、今となっては、内容は殆ど覚えてないのですが、鬼神の如き怒涛の攻めで、徳川家康本陣へ切り込んで行ったシーンだけは忘れることができず、いわゆる、幸村のイメージそのものとなって、僕の記憶に残っております。



そしてまた、若き頃の草刈正雄さんは、もはや存在が反則です。


周囲には、同じく若き日の木之元亮さんなどもいるのですが、もう、存在自体を消されてしまってる(笑)。

草刈さんがカッコ良すぎて(笑)。


木之元亮さんだって、高身長で、端正な顔立ちなのに。草刈正雄さんと同じ絵面に出ると、一般人になってしまう。




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他にも。

中村親子(梅之介さん・梅雀さん)が、徳川家康と秀忠役で豪華出演されてたり、真田御大(昌幸)は丹波哲郎さん、長兄の信幸(のちの信之)は、渡瀬恒彦さん。

そう、何と今回判明したのは、主役は草刈正雄さんではなく、渡瀬恒彦さんだった!戦乱の世を、しぶとく、かつしたたかに生き抜き、最後までお家を存続させた功績を、哀愁と共に描いた作品だったんです。


し、知らなかった…。


もう、幸村(信繁)の豪傑ぶりを描いたドラマだとばかり思ってましたから。



いちいち挙げたらキリがないので割愛させていただきますが、他にも今では考えられないキャストな満載で、本当に楽しめました。


改めて観て、「こりゃあ、小学生の俺には理解し難い!」というくらい、面白かった。

描写もね、昭和ならではで、もう、ぐちゃぐちゃ(笑)。




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榎木孝明さんが、今のスマートなスタイルからは想像もできない程の破天荒な役であったり。


遥くららさんという、僕が知らなかった可愛らしい女優さんを、石橋蓮司さんが、種明かしをしてしまえば実にしょーもない強烈な逆恨みで、ストーカーのように追い回したり、その若手に中村橋之助(現・芝翫)さんが佐助役で出ていたり…。


紺野美沙子なんて、もう、例えようのない美しさ?可愛さ?で、こりゃあ現代の女優さんでも敵わねーなぁ、と思えるほどの存在感を醸し出していたり…。

若き頃の紺野さんは、今でいう永野芽郁さんに近い顔立ちですが、このドラマの中の紺野さんは、もう、永野さんごとろの話ではなく、奥様と観ていて、思わず出た言葉は「きゃわいー!」でした(笑)。



ただ。

1985年の時代劇ドラマですから、もう、主要人物は鬼籍に入っておられてます。

それも驚きでした。


懐かしさと共に、時の流れをも、否応なしに感じることができる逸品でございますよ。


機会があれば、是非、ご覧になっては如何でしょうか?真田ファンであれば、尚更です。