高校時代のＴシャツをいまだに着ていたり
大学時代に買ったMA-1レプリカが今もなお普段着だったり
ほぼ、物欲の無い僕(51)ですが…。
たまに、異常なまでに何かを欲することがあります。
今は、とにかくデリカミニが欲しくて欲しくてたまりません(笑)。車なんて、走れば良い程度の認識だったのに、不思議です。
大学出て、１年間だけでしたが、廃車寸前のオンボロパジェロに乗って、単なる公園でキャンプを張っていたほどオフロードが好きなので、多少なりとも、その影響はあると思います。
嗚呼、気ままにソロキャンプ行きたい…。
発想とは、恐ろしくも、実に素晴らしいものです。
頭は、やはり使った分だけ、幸福感も生まれます。
講師時代。
ウイルスの授業をしに教壇に立った時、如何にして話をきかせるか試行錯誤した結果、まずペニシリウムの小話をして、私学東北一を誇る進学校の高校生たちの興味を、何とか惹き付けました(笑)。
フレミングの引き起こした失態から、発想を重ね、やがてはウイルスとの百年戦争(？)へと突入する！みたいな、男子高校ならではの流れを作って授業をしたんです。
苦労した甲斐あって、結構、各クラスで概ね好評でしたので、その晩は酒を飲んだと記憶してます。色々と調べた結果、自身の知識も深まりました(笑)。
また。
柔道塾を運営して行く過程で、ひょんなことから、幼い子供たちの繰り出す、実に滑稽な動作から閃きを覚え、ちゃっかり頂戴し、新しい基礎運動や稽古方法を作り出すこともあります。
体育大卒業生ならではの発想が、定番の実戦稽古を生み出したこともありました。
珍しく師に褒められ、メニューに取り入れていただき、舞い上がって、その晩、国分町で夜通し酒を飲み、翌日の朝練に遅刻するという失態もつきましたが…(苦笑)。
それを避ける為に、そこそこでやめるという発想力が欠如していたようで(笑)。
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つまり。
『発想なくして個性は映えず』
ということなんだと思います。
発想は、個性そのものです。
そして、その発想に至るまでが実に難しい。
出てしまえば「そうだよな」と思うのですが(笑)。
最初の一歩に、なかなか辿りつかない…。
キッカケなんて、その気になりゃ、何処にでも転がっていることに気付くんですから、四方八方にアンテナ伸ばしてなきゃ駄目なんだなと、常々、自戒してます。
やはり自分次第ってとこです。
先週、独りで天下一品ラーメンに、新発売の「こってりMAX」を目当てに食いに行った時…。
「お祭り餃子」ってボタンがあって、その瞬間、おそらくこんな品物かもしれない、と勝手に想像し、食ってみようと食券を買いました。
案の定。
ソースに鰹節、マヨを走らせ青海苔を降らせる。
紅生姜までは予想できませんでしたが(笑)、正に“お祭り”って感じ。
そして、滅茶苦茶美味しい！
でもね。
“お祭り”って書いてあったから想像できましたが、よくもまぁ、この商品に辿り着いたな！と…。
餃子にこんな食い方、僕は思いもよりませんでしたから。
出てしまえば「それもあるな」ですが、出なければ、多分、僕の発想力では、ずっと考えもつかなかった可能性の方が大きいと思います。
昔からあったのかなぁ…？
関西の方とか…。
いや、仙台でも既にあったにかも…。
でも、少なくとも、僕の周りでは聞いたことがなかったです。
新発売の「こってりMAX」を食いに行ったはすが、もう、帰り道は「お祭り餃子」で頭の中は一杯になってました(笑)。
今度、自分で作ってみよう。
そう、違った次第。
美味さの感動と。
発想の感心と。
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まだまだ、世の中には色々とヒントが隠れているのでしょうね。
別に、スルーしても、実生活には何の影響もないかもしれませんが…。
どうせならアンテナ張って、キャッチして、関連づけて、体系つけて、効率良く学び、広く伝えて、人生を豊かにした方が良いに決まってます。
その行動自体が、個性を作り上げるのでしょう。
店も人も集合体も。
と、僕は勝手に思ってます。
自分が伸びますから。
たかがお祭り餃子。
されどお祭り餃子。
毎日、楽しいです(笑)。
