長期休業中は、僕らは忙しい時期。子供たちがいない内に、終わらせなければならないこと、山積み。
その内のひとつ。サビとりからマスキング、下地塗りから本塗装二度塗り。我(50)ながら、素晴らしい腕で、思わず惚れ惚れ(笑)。
美しいゼブラ完成
無残な姿をツートンに変えました
まぁ綺麗!この正門 新品か⁉︎
なんてったって、自動車板金塗装業会社のセガレですから、あたしは。
塗料とテープさえあれば、バスの部分塗装だってやっちゃいます。勿論、ローラーなんて使いません。全部、ハケ!そう親父に仕込まれましたから(笑)。
『共通点を見付けて喜ぶより
相違点、むしろ相譲れない点を知って安心する』
人との付き合いで抱く感覚。
へそまがり故の、僕の変な心理。
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共通点とは虚像。
同じもののように見えても、部分的、いや、根幹が違っているケースの方が殆どで、全てが一致なんて、まず有り得ない。
それが持論。
“僅かでも共通項を探して喜ぶ”
それもひとつの方法には違いないのだろうが、それで上手くいったケース、殆どない。
例えば、夫婦関係。
こんなことを言うと叱られるかもしれないけれど、周囲の様々な不満を聴くと、大多数が、根本的な感性の違い、考え方の違い。
だから、相違点が許せなくなる。
逆に。
“相違点を認識して安心する”
これを受け入れて、ギクシャクする人、余り知らない。
でも、相違点を知った上で、「理解しろ」「受け入れろ」と。己の主張ばかりする権利の押し売り型は、いずれ絶対に駄目になるのは、実例を見る上で明らか。
あくまでも、相手側の相違点を尊重し興味を持つ。ああ、そんな考えもあるんだ、そういう奴なんだ、同じわけねーよな、と咀嚼し、受け入れる。
一見、ストレスが溜まりそうだが、実は、それによって自分の心理的許容範囲が物凄く広がっているのが分かる。
色々と咀嚼する内に、そこそこ変わった奴や、生理的に無理な奴に出会っても、あまり動じなくなる(笑)。
むしろ、合致すると思っていたのに、実は根っこが違ってた…、となる方が、物凄く衝撃で、ストレスは半端じゃなく襲ってくる。
少なくとも、僕はそう。
根がナイーブでビビリなんで…(笑)。
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ウチら夫婦。
共通項の方が極僅かで、相違点だらけなんですよ。
最初なんて、理想的育児方法だって真逆だったし。
つまんないことまで挙げると…。
海、キャンプ、バーベキューといったアウトドア派インドア派問題。
温泉、音楽ジャンル、TV番組、といった趣味問題。
食事の好み、果てはタオルのたたみ方や精米、空調温度設定などの生活習慣に至るまで…。
よくもまぁ、ここまで違うもんだと、改めて感心するほど、見事に合わないものだらけ!
そして、結果的に、そのつまらない部門に於いては、僕が折れるケースの方が、圧倒的に多いような気が…。
いや、奥さんが我慢してるんでしょうか(笑)?
まぁ、ウチは奥様が7ツも下の高校の後輩ですから、それが妥当な落とし所なのかもしれません。
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言うまでもなく…。
これは、あくまでも僕の持論ですから、正解とか、間違いとか、そんな話ではありません。
僅かな共通項を見出して、喜びを分かち合う人だって、当然、いるはずです。
むしろ。
そちらの方が圧倒的多数なのは、調べなくても明らかですし。
僕のような人間は、あまり見たことないですから。
好きでマイノリティ側に居座る
・・・だから、題の通り「へそまがり」(笑)。
もしかしたら、本能的な防衛反応なのかもしれませんね。