ビジュアル英文解釈 終了

霧は次第に濃くなっていきついには5m先も見えないほどになった。
僕は車のライトをつけゆっくりと道のサイドラインを頼りに細い山道を進んだ。
ようやくポッカリとひらけた登山口にたどり着いたものの
しばらく待っても雨と霧は一向に晴れる気配がなかった。
我々は登山をあきらめ結局近くにある温泉へと向かった。
3連休の最終日は次女の「なんかアクティビティがやりたい」と言うリクエストを受けて
久しぶりに登山でもするかと思い至り車で山に向かったが
生憎の天気に次女はすっかり消沈していた。
秋のどこかで必ずの再挑戦を僕は次女に約束した。
娘と登山ができるなんて僕ももちろんそれを諦めることなどできない。

さて、次女は「ビジュアル英文解釈」をようやく終えることができた。
part2の方は流石に内容も濃くこれぞ英文解釈という文章がずらりとフィーチャーされていて
次女もかなり苦労していたようだが
もちろんその分だけしっかり成長できたことだろう。
最後は東大、東北大からの出典が続いたが
重厚な読み応えのある文章は次女に英文解釈とどう向き合えば良いのかと言うことを
なによりも雄弁に示してくれた。
単語ひとつを軽視せず、わからない構文に絶対に妥協しないことが
長文読解では一番大切なのではと僕自身は思っている。
次女も伊藤先生の解説に何度も何度も立ち返りながら
キッチリとそしてしっかりと読み進めていく方法をようやく実践している。
次からはいよいよ「英文解釈教室」へと駒を進めていくことになるが
もう準備は整ったと言っていいだろう。
この参考書をやるためによく5年間のあいだ頑張ってきた。
全ての道はこの参考書に至るためにあったといっても過言ではない。
大いに一緒に楽しみたいと思う。
なお、長女の時は「英文解釈教室」を最終ゴールとして
そのあとに解釈系の参考書はいっさいやらなかったが
次女にはたっぷりと時間があるので伊藤先生の珠玉のチョイスで構成される
「テーマ別英文解釈教室」「長文読解教室」にも手を広げていきたいと思っている。

いっぽう数学のハイスタはボロボロになりながら文章題と確率を通過。
図形に入って急に調子を取り戻して現在7章を進行中。
次女の図形のセンスはやはり抜群だ。
だからこそ文章題と確率の補強をしっかりと心がけよう。
まあ高校範囲に入れば嫌でも確率は怒涛のごとくに押し寄せてくる。
Opinionの方は第2章の4つ目「教育費は政府が負担すべきか」を議論中。
週末の英作文トレーニングは全10題の過去問を予定しているが
今夜に3つ目をやる予定。
時間は当初の半分の10分が目標。