・私はここ一年くらい原発責任はどこにあるのか、誰が取ることになるのかを考えてきた。
政治家か?東電か?原発を容認してきた日本国民なのか?
未成年の私には責任があるか?あるとしたらどのような責任なのか?
成人してからはどのように原発と関わっていけばよいのか?
日本に暮らしている人はどのように考えているのか?
ゆくゆくは対談という形でいろいろな人の意見をまとめていきたい。
またその前段階としていろいろな年代、職業、いろいろな人にインタビューをして動画という形でまとめたい。
・私は今19歳であり、生まれた時にはすでに原子力発電所は稼働していた。
学校でも当たり前のように授業に登場していて、それは日本の発電電力量の30%弱を占めている重要なものであった。
リスクについても具体的にチェルノブイリなどについて書かれていたが、
日本の原発は安全対策をしっかりとしていてそんなことには”絶対”にならない、という安全神話が日本社会に蔓延していた。
しかし3.11で原子力発電所の大きなリスクが露呈した。
それは3つあると考えている。
1つ目は、人智を超えた災害に対しては人類が唱えた「安全神話」など役には立たないということである。
メディアでは映る人が連日想定外を連呼していたことからもわかると思う。
歴史を振り返ると往々にして大自然は人間が作った文化に対して甚大な被害を起こしている。
またそれを完全に予測することはできないであろう。
2つ目は、ヒューマンエラーは必ず起きるということである。
3.11直後にあまり知識のない首相が指揮系統を滅茶苦茶にしたり。
災害直後の混乱が収まった今でも作業員の誤操作などが頻発している。
3つ目はリスクそのものが大きいということである
原子力発電の爆発事故では燃料の放射性物質を反応することなくばら撒いてしまい、その放射線 は長い間出続けてしまう。
また放射線が人体にどの程度悪影響を与えるのかまだまだわかっていないところもある。
・ここで私の考えについて明言しておこう。
今の技術力では原子力発電には反対です。今すぐ廃炉、核燃料を処分するのは難しいかもしれませんが、今現在では原子力発電所に反対です。
しかし原発をゼロにするためには解決すべき問題がたくさんあります。
エネルギー問題。
作ってしまった原子力発電所をどう処分するか。
また処分するためには核のことをもっと知らなくてはならない、研究は続けていかなければならない。
etc...
いろいろ考えなければならないことがあると思うし今この瞬間にも行動していかなければならないはずです。けれども誰も話していない、行動していない(僕含め)。
僕は原発について、さらには今までどこかいつまでも、無尽蔵に使えると思っていたエネルギーについて一人ひとりが考えなければならない、意見を持たなければならない、人と意見をぶつけあって、どういう未来を歩みたいのかを考え、知り、行動していかなければならない。それをすることが次の世代への一つの答えになるのではないかと、そう思っています。
あなたがどう思っているか、僕に聞かせてください。
熊谷洸介
