「魔女狩り」「愛と残酷の世界史」 | mayのブログ

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「魔女狩り」「愛と残酷の世界史」

私はこの手の本や映画を見るたび人間の表の顔と裏の顔の存在を感じずにはいられなくなる。残酷極まりない事が歴史上実際に行われて来て、その上に今の世の中が成り立っている…しかも恐るべき事に他人の苦しみを見物することが楽しみとしたのは権力者だけでは無かった…。人間の内奥に潜む生々しいサディズム。そのサディズムを満足させる為に技術、案を考案。これほど恐ろしいものを考案し実行してきた人間とは?こう考えると一体人間とはと果てしない疑問にぶち当たる。欲望の先の終着点。善か悪かも常に紙一重の狭間で常識も作り上げられて人間も流されて来たのかも知れない…。