こんばんは、なみか母さんです
朝から玄関のチャイムが何度も鳴るので
何だろうか？と思ったら
近所で事件が起きたので
警察からの聞き込みの協力依頼だった
昨夜、変わったことが無かったですか？と聞かれる
龍聖愛もやって来た
警察「息子さんは何時ごろまで起きていました?」
と私の前で龍聖愛に聞いた
龍聖愛「息子でなく弟です」
龍聖愛は若くみられたので少し嬉しそう
息子だと…と心の中で少しムッとする
龍聖愛と私は夜中も遅くまで起きている事が多い
私は英語の先生に教えてもらった
Duolingo(デュオリンゴ)にハマっていて夜中も起きていたのだけれど
最近、周りでは語学学習のデュオリンゴブーム
事件が起きているのは全くもって知る由もなかった…
そんな事情聴取も終わり
さて、今日は Tina先生と約束があるので
急がねば！と気を取り直し
海南市に向かう
Tina先生は国際的な通訳士さんでもあり
私もレーベンさんのドリームキャッチャーのタグの翻訳や
ホワイトセージや儀式の英語の文献などを訳していただいて勉強したりしている
そして、英語のレッスンもお願いしている先生
とても明るくて気さくで物知り
先日
フランスからELLE誌の編集長さんとカメラマンさんが
和歌山と東京のお店を取材に来たそうだ
先生は通訳で取材に同行
取材した和歌山のお店の何軒かのうち
海南にある鍛冶屋さんとシュロのホウキやたわしを作っているお店に行ってみようという事で
連れて行ってもらうことに
お昼過ぎに集合して
そうげん堂さんでランチを食べる
ここは元、漆精製工場を活かしてリノベーションしたお店
Tina先生に通訳士になった時の話を聞いてみた
先生は、始めはボランティアでコツコツと通訳をしていた
続けていると
ある時、和歌山県のお仕事で
通訳士をチェンジして欲しいと県に依頼が来て
Tina先生が代役で通訳しに行ったそうだ
その時、活躍した先生に
また次の依頼が来て
そこからどんどんと通訳のお仕事が波に乗っていったという
やはり自ら行動していくのって大事だな
今では和歌山を代表する通訳士さんと言っても過言ではない
さて、ランチの後は
HOUSEHOLD INDUSTRYさんへと向かう
ここは鍛冶屋さんで現代風鍛冶屋工場になっている
和歌山にこんなセンスの良いお店があるとは！と思えるくらいお洒落な空間に驚く
工房がとにかく綺麗で美しい
何もかもが計算されつくしたような配置で絵になる
ELLE誌の編集長さんもこれほど美しく整えた工房を見たの初めてだというくらい絶賛していたそうだ
もちろん2階の空間も洗練されている
作られた作品は芸術的でどれも素敵でした
私は浄化に使うスプーンを購入してきました
どちらもお気に入り
そして
高田耕造商店さんへ
ここはシュロを使った日本のたわし専門店
ここはシュロのタワシやホウキが売っていて
和歌山産のシュロの繊維を使った、たわしは注文してからなんと2年待ち！
サンプルを触らせてもらったら手触りがとても良かった
輸入のシュロのタワシやホウキは手に入るので
Tina先生はホウキを手に入れていました
職人さんが手で作るので
とても長持ちするうえ
修理もしてくれるのだそう
たわしの作りもしっかりしていて
使うと一般的なたわしとの違いがハッキリわかるという
ここのホウキやたわしを使うと掃除が楽しくなりそうだな
和歌山のお店がフランスのELLE誌に登場するのもすごい事だな…
職人さんの作品を見て
やはり魂のこもっている作品は
エネルギーも素晴らしいと感動する
細部に渡って妥協の無い姿勢が滲み出ていて
しかも味がある
例えばスプーンにしろ、たわしにしろ
安く大量生産されているものは値段は安くて手に入れやすい
平均的な価格からしたら職人さんの作品は
やはりそれなりの価格がつく
作品に対する精神性や手間を背景に見ることができれば
その価格は価値あるものだと
安いとさえ感じる
エネルギーの高い良い物を手にすると
長く大切にしようと思える気持ちになるし
自分自身の心が豊かになる
そして、その作品にまつわる
新しい世界を見せてくれる
帰り道、紀州漆器を販売している所を見て帰途ににつく
和歌山に住んでいながら
地元の良い物を改めて知った一日でした