こんばんは、なみか母さんです
先日、南紀の旅に行って来ました
今回は大泰寺(ダイタイジ)というお寺に宿泊
大泰寺は1200年も前に最澄により開かれた歴史あるお寺
大泰寺の始まりは
最澄が地元の人を苦しめる大蛇を封じるために
柳の木から薬師如来様を彫りここを開かれたそうです
世界遺産の那智の滝と同じ原生林が源になっている
太田川が創り出した独立丘陵の中腹にあります
ここは宿泊できるお寺で
いわゆる宿坊です
写経体験や朝の座禅体験や朝粥体験
そして大泰寺ならではの河原のサウナ体験ができます
あと、お寺キャンプ『寺ンピング』もできるそうです
今回は宿坊に泊まり
座禅と朝粥を体験して来ました
さて、お寺の中を見てみると
海外の人も泊まりやすいように英語表記
デザインがとてもオシャレ
この日は私達1組だったので
広々とお部屋を使っても良いとのことでした
あまりに広くて感激したのですが
結局、奥の部屋で３人ともこじんまり温まりながら
楽しく座談会でした
食事のできるスペース
奥のこたつで３人まったりしていました
とても風情があるお寺で
古き良き中に
新しいシステム加えて
携帯でQRコードを読み取ると
説明がでてきたりと(英語バージョンもありました)
来た方に楽しんでもらおうという
ご住職さんの気持ちのこもったお寺だなと思いました
ちょうど掛け軸が干してあり
貴重な作品を見る事ができました
大泰寺は歴史を感じる仏像があります
私達はお寺に夕方到着してから
夜は、お寺のスタッフさんがオススメくださった
南紀勝浦のマグロと季節の料理『いちりん』さんで晩御飯
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町築地５丁目２−１１
そして、お寺でお風呂も入れるのですが
紀州の名湯『きよもん湯』という温泉を見つけたので
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町湯川１０６２
温泉に入りました♨️お湯がとてもよかった
朝からは座禅体験
座禅をして棒みたいなので肩をバシッと叩くの痛いのかな？
と思っていましたが
お作法があり叩かれても痛くないです
いきなり叩かれるのかと思っていましたが、突然は叩かれない
15分の座禅2回とお話で約1時間ほど
あっという間の時間でした
そして、今回体験して良かったと思ったのが
朝粥体験
お寺でのお食事の作法を学びながら食べます
先にお作法をQRコード読み取って
動画の説明を見ながら覚えました
本来、食べる時は言葉を発してはいけないので
ジェスチャーみたいな形で
お粥をついでくださる時に止める作法や
おかわりの作法がありました
そして、最後にたくあんを1枚残しておいて
お椀にお茶をついでもらい
それをお皿にも流しお茶を3当分して
たくわんをスポンジ代わりにして
洗いながらお茶を飲み干す
そして最後にたくわんを食べる
たくわんをスポンジのようにしながら洗うのは
水を大切にするためだそう
昔はお寺では食器を洗剤で洗い流すということがなかったので
このようにお茶で洗い流していたそうです
お茶のカテキンには殺菌作用があるので
昔の人の知恵だなと思いました
あと修行の場はたくさんの人が集まるところでは言葉を発する事が禁止されているそうで
「今でこそマスクで菌を防いでいる時代ですが、
昔は、お互いを菌から守るために自然にそういう作法ができたのかもしれません」
というご住職さんのお話を聞き
なるほど…奥深いなと思いました
あと、お寺ではいただき物を食していたため
食べ物をとても大事にしていたとお聞きしました
丁寧な食し方を学ぶことができ
私はなんだか、日頃の自分の食生活が恥ずかしいなと思いました
食べ物に困らないうえ、食べたいだけ食べれて
それが当たり前になっていたな…と
もっと感謝せねば
お寺で食べた朝粥はとても美味しく感じたのは
丁寧に食すということを体験でき
ご住職さんのお話が心に響いたからだと思います
大泰寺のページはこちら
↓
和歌山は高野山には宿坊がたくさんあり有名でよく知られています
南紀に行った際は
南紀には宿坊少ないと思います
大泰寺の宿坊体験してみると面白いかと思います
周りは那智の滝がある勝浦やクジラ博物館の太地町
本州最南端の町串本
観光の見どころも沢山あります
