どーも、カーネリアンです
先日のワイドナショー
第96回アカデミー賞の視覚効果賞を
山崎貴監督作「ゴジラ-1.0」が受賞
同賞を邦画、アジア映画で初めての受賞し
尚且つ
同賞を受賞した監督は2001年宇宙の旅の
スタンリー・キュービック以来
55年ぶり史上2人目という
トンデモな素晴らしい快挙となった
で、その山崎監督がゲスト回
スゴく朗らかで
見てるだけで人柄が伝わってくる
こんなん持ってきてくれた
オスカートロフィーとゴールドゴジラ
会場では憧れの存在である
スティーブン・スピルバーグに
話しかけられて
至福の刻がマシマシになったらしい
山崎監督キンチョーしてるね➰
でで、番組で色々と裏話を話してくれて
久しぶりにワイドナショーで
実に有意義なひとときを過ごすことが出来た
山崎監督は
ゴジラ製作にあたって
まずスタジオをなんとかした
仕事の効率化
スタッフの意思疎通
これらをクリアにする為に
思い切ってワンフロアにしてみたそうな
イスに座ったまんまで山崎監督は…
えっちらおっちらと移動しながら
こっちのスタッフとわちゃわちゃ
またまたえっちらおっちら移動して
今度はあっちのスタッフとわちゃわちゃ
このお陰で
随分と製作時間を短縮出来たという
尚且つ
自然とコミュニケーションが密になり
山崎監督の想いが
スタッフに深く広く浸透し
質の高い山崎版ゴジラが製作された
というわけだ
ででで、スタッフの1人
合成を担当していたという
野島達司25才
趣味で水やってんすよ
若いスタッフが
唐突にこんなこと言ってきたら
自分だったら…
そっかそっか
趣味で水ってスゴいね
頑張ってな〜
ってほぼほぼ完スル的に放置だったかな
だってきっと…
水やってるってナニ?
オレ一応監督なんだけど
キミ単なる1スタッフじゃん
なしてタメ口でグイグイくるかな
これだからZ世代とか苦手なんよ
ってなってたと思う
でもね
ここで山崎監督のスゴいところは
彼の雑談に興味を示して
食い下がったトコロ
山崎監督
ちょっとちょっと
趣味で水やってるってどんなん?
ちょっと見せてみ
野島達司
いいっすよ〜
こんな感じっす
どぅっすか?
山崎監督
ん…こ…これは…
もはや趣味のレベルを越えてる…
おおよそ
こんなヤリトリがなされたのではなかろうか…
そして
さらに一歩踏み込んで
山崎監督
野島くん
もしかしてこんなん出来たりする?
野島達司
出来ますよ〜
山崎監督
じゃああんなん出来たりする?
野島達司
えぇ、楽勝っす
彼の部屋には
事務所にあるPCよりも
性能の良いモノが置いてあり
趣味もここまで極めれば
もはや趣味とは言わんってレベルだったようだ
その日を境に山崎監督は
野島達司をVFXデザイナーにして
ゴジラ本編で水を扱う割合を増やし
ゴジラが船を追尾する
あの実に見応えのあるシーンが
生まれたのである
ちょいちょいちょいとCGを駆使して
あ〜ら不思議
船を追いかけるゴジラがめっちゃリアル
ココに
CG組み込んで
どっからどこまで
その境界線がまったく訳わからん
さらに
何も無いところで演技する役者さん達も
それはそれはプロ意識の高い方達ばかりで
※左上が撮影した現場で右下が合成処理後
色んな人達の強い熱い想いが集結して
ゴジラ-1.0は撮影された
その中で
ダイヤの原石だった野島達司が
スタッフにいた事
山崎監督が
スタジオをワンフロアに改修した事
コミュニケーションが円滑になり
趣味は水発言が発せられた事
そしてそれをスルーしなかった事
様々な偶然が必然の如く繋がった結果
ゴジラ-1.0が
アカデミー賞を受賞したんだと思う
そして
山崎監督はアカデミー賞受賞式の場に
次代のエースを同行させて
今後の業界の未来にタネを蒔くという
粋な計らいまでするという
なんともイケおじな方だったのです