インカローズです
ピアノを聴く機会が多かった3月も
もう終りに近づいてきました
今回は小林愛実さんのレビューです
反田恭平さんとのお子さんを
出産後まもなく発表された
公演延期のお知らせに
驚きと同時に無理もないよね…って
納得してしまったのは
去年8月の椎骨動脈解離で病んでた
あの悪夢の日々の真っ只中
楽しみにしてた振替公演の日が
漸くやってきました
当初のプログラムとは変更になってましたが
子供の情景が聴けるのは嬉しい
純白のウェディングドレスみたいな衣装で
肩からのショートヴェールも素敵でした
※小林愛実さん公式Instagramより
※富山公演のお写真はお借りしました
シューベルトの即興曲 D935 op.142 は
第3番が有名ですが
第2番の優しい旋律は心に沁みます
※ダニエル・バレンボイムさんの演奏をお借りしました
題名のない音楽会でも第2番への想いを
語ってましたね
この放送はリサイタルに行った後に
録画を観たのですが
番組中に話されてたように
お子さんを想いながらの演奏は
表現力がより豊かになられて
カラフルなお花畑で
優しい陽射しに包まれてるような
天使が舞い降りてくるような
とても素晴らしい演奏だったんです
モーツァルトもシューマンも
お馴染みの曲ばかりでしたが
子供の情景は曲ごとの表現も素晴らしく
ショパコンで前奏曲を選曲されたように
こうした曲集を一つの作品として
演奏されるスタイルは
愛実さんの真骨頂なのかもしれません
アンコールはショパン尽くし
この牧歌的な前奏曲17番は
op.28の中でも一番お好きだとか
なんとサイン会もありました
めちゃくちゃ可愛いのです
話しかけると目を見て応えてくれます
ファンサービスも愛情たっぷりで
本当に素敵な素敵な小林愛実さん
待ちに待った振替公演でしたが
今の愛実さんの演奏が聴けてよかった
そして翌日…
育児にリサイタルにとお忙しい中
インスタのメンションにも
ご丁寧にリポストくださり
想い出の記念になりました♡