Pane e tulipani~パンとチューリップ~ -20ページ目

Pane e tulipani~パンとチューリップ~

楽しいこと好きなことを書いていきます。

当初は「マイケル・コルレオーネの死」という

タイトルになるはずだったPart3では、

マイケル・コルレオーネの晩年を描いている。ユキちゃんクリスマスキャンドル


マイケル(アル・パチーノ)と

長兄ソニーの息子・ヴィンセント(アンディ・ガルシア)が

一緒に行動することでマイケルの老いが、

さらに際立って見えた。しょぼん汗

絶対的な権力はあるが、Part2で見せたような鋭さが

マイケルからは失われている。


カジノのペントハウスで行われた幹部会の最中に、

ヘリコプターで襲撃を受けるシーンで

ヴィンセントに庇われながら逃げる場面を見ても、

マイケルがかつての力を失っていることが如実に分かる。ヘリコプター!


壮年の頃なら、いち早く異変に気付いて

さっそうと逃げ出していただろうに・・・。


あの、人を射抜くような目と、

そこに居るだけで相手を圧倒させていたマイケルは

もう居ない。

あのドン・マイケル・コルレオーネにすら老いは訪れる。


弱っていくマイケルは見たくなかったなぁ。かおなみだ


それにしても、あのヘリでの襲撃のシーンは凄かった。

ファミリーの規模が大きくなると、

襲撃のされ方も半端ないっすね。え!うそビックリ


世代交代という面ではPart1を思い出させるね。

マイケルの妹・コニーの発言権が大きくなっているのも、

時間の経過を感じさせた。

コニーに対しても、マイケルは長い間、負い目があったんだろうね。

女はどんどん強くなるなぁ。ふふふ


Part1、2を通じて罪を重ねるマイケル。

Part3では全ての罪を懺悔し彼の娘が贖罪の羊となる。墓ひつじ


歳を取って心が弱くなったからではなく、

Part2の時点でマイケルの中に後悔と悲しみは見て取れたので、

あえて最後に懺悔しなくても良いと思ったけど。

それでも、本当のマイケルの感情が溢れ出ていたね。十字架マリア様


オペラ鑑賞の後に襲撃されるシーンがあります。

このシーンはパレルモのマッシモ劇場で撮影されたそうです。

クライマックスの重要なシーンだよねぇ。


実は・・・・。

以前パレルモに行った時に、このマッシモ劇場に行ったんだよね。・・・・ぼけ~


パンダバスとラブホテル


当時、ゴッドファーザーに全く興味がなく、

同じツアーの方に


「ここはゴッドファーザー3のクライマックスシーンだから、

 記念に写真撮っておいた方がいいですよ!ぶーwポイント


と、お薦めされて記念写真を撮ったことを思い出し、

当時の写真を探してみました。


あった、あった♪

おぉ~、あの劇場の前に私が居る!!


「うわぁ~、撃~た~れ~た~顔手とハート助けて


のポーズで・・・・。

過去のあたし・・・。

もっと感慨無量になれよ・・・・。ざっくぅ

アル・パチーノやアンディ・ガルシアが立っていた場所と

同じ場所に居るんだぜ・・・・。がぁ~ん


3部作を通して、やっぱりただのマフィア映画ではなく、

人間ドラマや社会との関わり時代の流れなんかも

見てとれた。

マイケルが弱っていく姿は見たくなかったけど、

Part3でヴィンセントを主役にするのではなく、

マイケルの物語を最後まで語ってくれたのが、

良かったなぁ。ぽ~四つ葉

ゴッドファーザー PartIII <デジタル・リマスター版> [DVD]/アンディ・ガルシア,ダイアン・キートン,アル・パチーノ
¥2,625
Amazon.co.jp

「ゴッドファーザーはPart1だけで、完結した物語だから、

 Part2なんて撮る気はなかったよ。にま~あはは♪


フランシス・フォード・コッポラ監督、

今回もDVD解説で、ぶっちゃけちゃってくれてます(笑)


Part2はビト・コルレオーネ(ロバート・デ・ニーロ)が

どのようにしてマフィアの世界に足を踏み入れるようになったか、

その様子が描かれている。

ビトの幼少期の出来事は、とても悲しく残虐な過去だよね。

ドン・ビト・コルレオーネが家族を何よりも

大切にする理由がここに隠されている。ここだけの話sei


大人になり、アメリカで家族を持った後も、

結局マフィアに苦しめられるビト。

マフィアのせいで仕事を奪われ、

家族の生活の為に悪に手を染めていく。チラピストル


商売代を巡ってマフィアと渡り合うシーンでは、

ビトの天性の度胸の良さと頭の良さが分かる。眼 目キラキラ


結局、ビトはマフィアのドンとして

暴力や殺戮を行うわけだけど、

ビトの生い立ち、それまでの出来事を考えると、

正義の為に行っているように感じてしまう。


自分の子供が病気の治療をする時に、

「痛そうで見てられない」という様子は、

人殺しなんて出来ない優しいお父さんそのもの。まりおたん家


そういうシーンがあるから、ビトが悪人にならないんだろう。

ビトには根っからの優しさがあるんだよね。

家族や同郷の仲間を守る為に、マフィアになったドン・ビト。


相反してマフィアという組織の為に働くマイケルは、

自分の家族との信頼と絆を失っていく。

マフィアの仕事を、冷酷で頭の切れるビジネスマンとして

進めていくマイケル。

冷酷に自らの兄弟までも手にかける。

まるで心が無くなったようにも感じる。


それでも、

終盤のシーンでマイケルが見せる苦しみと後悔の表情が印象的。

組織を守る為に家族を泣かせることになったマイケル。


ドン・ビトが家族と過ごす幸せなシーンを挟んで、

孤独なマイケルの話が進んでいく。


「悪に手を染めていても、

 あの頃はドン・ビトの家族は幸せだったのに。

 こんなに可愛い子供たちが、あんなことになるとは・・・。(T-T)


そんな風に思って胸が締めつけられた。

過去と現代の話が交錯するたびに悲しくなる。


Part2ではマフィアの活動範囲が世界に広がる。

実際にバティスタ政権下では、

アメリカマフィアの権力も大きかったそうだ。

キューバ革命の時期にキューバで

仕事をしようとしてたシーンはコルレオーネファミリーが

組織として強大になっていることを印象付ける。


カストロはバティスタ政権時に、

アメリカの権力者がキューバで会談を行うシーンを見て

「事実に忠実に作っているやるぜ音符

と感心したらしいよ。


キューバでケーキを取分けるシーンは、

利権分配の象徴なんだって。
細かい演出が深い意味を持っているね。けぃ


これまた、2回3回と観るべき作品だわ・・・。チラ


あたしはねぇ、

Part2のアル・パチーノが一番カッコイイと思う。

冷酷で孤独の中に居るマイケル。

渋いよね。ラブlove


あと、ロバード・デ・ニーロのヒゲ&オールバック姿も

カッコイイねぇ。ハート
家族にこの上ない愛情を注いでる姿が素敵キャーうっとり。

ゴッドファーザー PartII <デジタル・リストア版> [DVD]/アル・パチーノ,ロバート・デュバル,ロバート・デ・ニーロ
¥2,625
Amazon.co.jp
1年の終わりに、ふと考える。
今年やり残した事は無いのか?うーんξ

1つだけ、ずっと気がかりな事があった。


ゴッドファーザー3部作を観てない!!Gビックリ


ゴッドファーザーPart1を観たという話を

何人かにしたら、全員から、こう助言されました。


「ゴッドファーザーは2、3を観てこそだよっ!キラーン」って。


なにぃ~!!・・・・・!!!!!!!!!!


っということで、今さらながら3部作全て観ましたよっ!ゴッドファーザー


それでも、私はPart1が一番好きだった。

イタリアマフィアの特徴が良く出てると思う。にこ


持ちつ持たれつ。

一般市民とマフィアの間で成り立っている、

そんな関係が勧善懲悪では片付かない現実の複雑さをみせる。

これってイタリアにおけるマフィアの特徴だよね。小鹿ITALIA


イタリアが舞台でなく、アメリカが舞台だってところが、

この作品が傑作となる大きな要因の一つなんだろう。


敗戦国の人間、移民そんな弱い立場から、

イタリア人同士の絆は自然と強くなる。


もともと自分の村や街、国が大好きなイタリア人だから、

故郷への想いは何より強いんだろう。

だからなのか、故郷・シチリアのシーンは

他のシーンとは比べ物にならないくらい

明るい日差しの中で撮影されているね。ガンマン太陽


長男のソニー(ジェームス・カーン)は

マフィアらしいマフィアだよね。

腕っ節が強くて、何者にも怯まない。

真っ直ぐな性格。

短気で、女に目が無いところも、清々しいくらい極道。ブチッ!!



そのソニーが殺され、結局、三男のマイケルが

コルレオーネファミリーのドンとして後を継ぐってとこが、

変わりゆく時代の象徴のようだと思った。


力だけでは立ち行かない、頭を使い冷静でないと

生き残れない時代になっている。出費


殺戮のシーンが多いけど、

マイケル(アル・パチーノ)は常に冷静で、

マフィアというより、ビジネスマンという感じがした。

人殺しだって冷静で、あくまでビジネスというような印象だ。サラリーマン100てん


最初と最後でマイケルの顔つきは完全に変わっていたけど、

本質的なものは生まれた時から持っていたんだと思う。

「僕は違う」

と言いながらも、マフィアの家に生まれマフィアの掟の中で

育ってきた事実が彼の人生の基盤になっている。


ドン・コルレオーネ(マーロン・ブランド)も冷静な人だよね。

そう考えると、マイケルが一番ドン・コルレオーネに

似ている子供だったんだろう。


ドン・コルレオーネの最期は、

一人の人間として理想的な最期だったと思う。


頭の切れる息子が家業を継ぎ、自分は引退。

穏やかな午後、可愛い孫と庭で遊ぶ。

そんな穏やかな光の中で命を失う。

最期まで孫の笑い声を耳にしながら。


実は最初はこのシーンはカットする予定だったんだって。

フランシズ・フォード・コッポラ自らが、

DVDの解説の中で語っていたよ。

フランシズ・フォード・コッポラのDVD解説が、かなり面白かった。


「暗くて重い作品だから、

 こんなにヒットするとは思わなかった。にま~ありがちなキラキラ


とかって言っちゃってるの(笑)

DVD解説は他にも、ぶっちゃけ話が満載です。


しかも、ドン・コルレオーネとマイケルが

二人きりで庭で話をするシーンも、

全部のシーンを撮り終わってから


「あの2人だけのシーンって必要なんじゃない?しゃきん


って話が出て、後から追加したんだって。


このシーンがあるから、ドン・コルレオーネが

マイケルを家族の中でも特に特別に想っていた

ってのが分かるシーンなのにね。


ゴッドファーザーは1回だけでなく、2回・3回と何度も観ることで

その良さが分かる作品だと思う。はぁとぷう



ゴッドファーザー PartI <デジタル・リストア版> [DVD]/マーロン・ブランド,アル・パチーノ,ジェームズ・カーン
¥2,625
Amazon.co.jp