変化 | インブルーオーナーのデニムブログ

変化

時代は「変化する」などとよく言うけれど、

その「変化」になかなか対応できない。

変化して次の時代の先取りをするなど

これも格好よく言われる。


寝床の中で後五分後三分と時間を稼いでいることにもよく似ている。


今の時代は自分が変化しなければどうにもならない。

誰かが変わるというのではなく、まず自分が変わらなければことは動かない。


8月30日衆議院の総選挙がある。

そこで何がどう変わるのか非常に興味がある。


日本もたくさん先駆的に新しいことを成し遂げてきたのは確かであるけれど

それ以上に世界は変化している。


農耕民族は自分の農地を守るために

よほどのことがない限りそこを離れない。

新しいことに対しても消極的になってしまう。

自分の農地がなくなれば、それまでであるから

農地にしがみつきたくなるのも理解できる。

常に農地を通して物を見たり考えたりする。


今の日本はちょうどこの微妙な領域にいるように思う。


高速道路。

思い切って無料にするのはとてもいいことだ。


なまじっか一律1000円といっても、ただ値段を安くしただけで

通行システムは何も変わらないし、大きく変化させるということにはならない。

これは変化とは言わないと思う。

またいずれ元に戻すということを前提にしているのだと思う。


変化は元に戻ってはいけない。

前に前に進まなければ価値がない。

進みながらいくらかの修正を加えまた進み、そしてよりいい方向に変化していく。

この繰り返しが大切。


ファッション界も今は大きな変化を遂げるべきときであるように思う。

ファッションは常に新しい世界を求めている。

ひとのやらないこと。前例のないこと。人の驚くこと。

こんな要素を持ったものが時を選ばずフツフツと湧き出てこないといけない。


若い人たちがもっと自由に自己表現をしてほしいものだ。

あまりにもまとまりすぎているように感じる。


若人よ。新しい何かを勇気を持って果敢にアピールしよう。