岡本喜八監督の映画「独立愚連隊西へ」を観て…。

一言

「これ、日本の戦争映画か?」

これまで観た日本の戦争映画は、親しかった友の死や残酷な
シーンを沢山出して
「戦争を繰り返してはイカン!」と

嘆いて来る様な映画が多かった。

だが、この独立愚連隊西へは違う。

まるで、日本製の、コンバット!みたいなかんじ。

とにかく面白い。

何処から面白いって言って良いのか分からない。

とりあえず、ストーリーを分かりやすく説明します。

時は太平洋戦争末期の1945年の北支戦線
行方不明になった、軍旗を探すべく、
軍隊のはみ出し者が集まった「独立愚連隊」が怒号する!

といった映画であるが、何回みても飽きない。気付いた時には、台詞を覚える程になっていた。

監督さんは、とにかく、こういう映画を作り続けた。

少しお馬鹿で素晴らしい映画を……。

この独立愚連隊の長所を出せと言われたなら、8時間は話せる
そんな気がする。

戸川軍曹(佐藤允)のワクワクする演技
佐文字少尉(加山雄三)のクールな演技
神谷(堺左千夫)の
ニセ参謀

全てが全て、自分の誰にも負けない長所で独立愚連隊は成り立っていると思う。岡本喜八監督オリジナルのギャグシーンが多く展開される。
神谷二等兵の照準が四十五度ズレた小銃でゲリラに撃たれる真似をするシーン なんかそうである。
神谷を始め、わざとらしく倒れていく一同の姿が画面いっぱいに展開されていく最高のシーンである。
他にも個性的なキャラクターが登場する
「お前、戦争やる気無いだろ!むかっ」と、ツッコミを入れたくなるような隊長役のフランキー堺や、

謎の多い早川少尉役の中谷一郎や、

「戦争をしよう!」とする兵士は、余り出てこない。

あくまでゆる~くゆるく最前線を歩いてく。

しかし、こんなにオカシイ映画なのに隠し味に戦争のひでえ所、虚しい所を加えているので、当時は痛烈な批判を受けていたが、今は批判する人は一人も居ない。

監督さすがです!グッド!
アァもう真っ暗で何をしていいか、分からない。体が段々動かなくなって来る。怖いです。怖いです。何故かこうやって ブログを書くぐらいしか出来なくなってきます。だるいと言って良いのか眠いと言って良いのか、もう解らなくなって来ました。今、停電中で何も無い時間を三時間も過ごすことになった訳ですが、昔の人達はこうして毎日を過ごしていたのかなとしみじみ感じます。この停電で、 様々な事を学びました。不謹慎ではありますが、停電に感謝します。しかし、面倒臭いなぁ…。