チッタレ…
「ど~も~、スポーツ漫談のヘタレとチッコ、略してヘタレチッコです~」
「だ~か~ら~、ちっとも略してないじゃないですか」
「まぁ、実はあまり考えちゃいなかったんですが、『ヘタコ』じゃぁねぇ…」
「なんで貴方の名前が先に来るんですか。チッタレだっていぃんじゃない?」
「チッタレですかぁ…、なんかいろんな物がタレていそうですね」
「ダメなの?」
「ダ、ダメな訳ないじゃないですかぁ~…最高っすよ(>_<)」
「あら、苦しそうね~」
「ま、まぁ…とにかく今回はチッコさんの怪我の件、あれからどうです?」
「どーもこーも、縫ったわけじゃないですからねぇ、たいしたことないんじゃない?笑うと少し痛いけどね」
「チッ!…」
「あれ?今、チッって舌打ちした?」
「な、何をおっしゃるウサギさんですよ。チッって、チッコさん可哀相だなぁ…のチッですからぁ。最後まで聞いて下さいよぉ~。だいたいチッコさんて笑う時あるんですか?」
「ありますよ~、失礼しちゃうわね」
「いや、うちではいつも『能面』のようですし、虫の居所が悪いと『般若』の顔になるしぃ~、想像つきませんねぇ」
「何言ってんだか…誰かさんの給料が10倍になれば、毎日笑って暮らせるでしょうよ」
「って事は…500万円ですか?そんなにいります?」
「しょーもない(´Д`)、30万よ30万!」
「いやぁ~、そんなに低くはないっしょ…でも、近いかも…」
「給料が無い月も何回かあったでしょ。大変だったんですからね」
「(T_T)あぁぁ、あん時ゃぁすみませんm(__)m…って、そんな話しじゃなくて、試合で無理しちゃ駄目だかんね、っていう話しでしょうよ」
「あんたみたいに、全く無理しない…無理出来ない人には言われたくないけど、今回は皆さんに迷惑かけちゃったし、猛省しております。本当にすみませんでした」
「まぁね、バスケットの超強豪校で揉まれまくったんで、つい手や身体が反応しちゃうのは判らないわけじゃないですがね。私もつい身体が動いちゃいますもん」
「・・・・・・」
「い、いや、身体といっても眼だけですけどね…ま、揉まれて反応するんなら、チョット私が揉んでみましょーか?」
バッッチーン!!
( ̄▽ ̄;)イッテー
やっちまいました…
秋めいた陽射しの差し込む体育館でそれは起こった。
キャー!!!!
(ノ゚皿゚)ノ
千葉市のスーパーチームインパルスのスーパーレシーバーの私が、平均身長3メートルを超すチームの火の球スパイクを、何時ものようにな~んなくレシーブしたところ、連戦につぐ連戦で私のパトリオットレシーブがコンマ1秒ぶれてしまいボールはコート外へ…
その刹那!!、私の脇を黒い小さな影が駆け抜けた。
「あ、あれは何だ」
「鳥か?」
「飛行機か?」
「ロケットか?」
「いや、スーパーチッコだぁぁぁ~…」
そーです。彼女はスーパーチッコさんなんです。
一千年の未来から時を超えてやって来た、智恵と力と勇気の子。
進~めジェッター……いやいや違~う…
まるで獲物に襲い掛かるコアラのように、チッコさんはボールを追って二つ並んだパイプ椅子に向かってジャ~ンプ
ノ>o<)ノトォーゥ
ガッシャーン!!
その時私は動いた…
よりも早く香織姫は動いた。
「動かないで!大丈夫ですか」とチッコさんに寄り添う彼女。
「へへっ…大丈夫ぅ~~ですぅ~~」と気丈にも笑うチッコさん。
しか~し、チッコさんの額からはおびただしい出血があり、顔はもちろん傷口を押さえた指の間からも血が流れ、秋の陽光に輝く体育館の床には血だまりが……しかも、チッコさんの額には早乙女主水之助のような向こう傷がぁぁぁ…
旗本退屈男ならぬ元々退屈男の私も、この時ばかりは
まるで参加選手の半分以上の人達が集まったような感じで、チッコさんを心配しながらも、申し訳ないやら、穴を掘って入って蓋をしたいやらでございました。
「こんなに大勢の人に、彼女は愛されている…」
(゜o゜≡゚O゚)
全北総が泣いた!!!
その後、稲坂ママに入っていただき、残り試合をサクッと消化する事が出来ました。
チッコさんは、常田さんがビールを冷やしていた大事な氷を頭に乗せ事情を聞きに来た人に、ヘニョヘニョした顔で説明をしておりました。
事情も事情なので一足先に体育館を後にして、自宅近くの病院で治療をしてもらいましたが、香織姫の適切な応急処置と、常田さんのビールの次に大事な氷のお陰で、患部の腫れも無く大事に至らなかったのは、ひとえに私の日頃の仁徳の賜物と存じ上げております。
私が本人に気をつけなさいよと申しましたら、
ど~もスイヤセンした
( ̄∠ ̄;)
と、申しておりました(嘘)
惨劇!!!!
昨日、北総大会で私の無謀なプレーのせいで怪我をしてしまい、北総の役員の方、酒々井のあじさいの皆さん、会場内にいた方々には、大変なご迷惑、ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
たくさんの方々がタオルで、私や床に流れた血を拭き取って下さったのだと、後で夫から聞き、感謝の気持ちで、いっぱいです。
特に、常田さんの氷と、かおりちゃんの適切な処置のおかげで、腫れもほとんど出ず大事には至りませんでした。
傷口は浅くテープで止める処置で済みました。この場を借りて、皆さまに、御礼、お詫びをさせていただきます。
ありがとうございました。
by チッコ