こんにちは inasshy です。
「がんの治療をしたけれど、再発して
今後治療をうけるはめになってしまった。」
「がんが再発して、もう何回も治療に明け暮れている。」
「がんになったけど、治療のあと再発が心配だ。」
今日は食べ物のことについてお話しましょう。
私たちの体はたん白質でできています。
脂肪やミネラルも体の材料ですが、一番割合が
多いのがたん白質ですね。
体が作る酵素もたん白質ですし、脳の神経伝達もたん白質で
行われています。
生命の存在を確認するのがたん白質なので、
宇宙の星で生命があるかどうかを調べるのも
たん白質でおこないます。
たん白質は体の中で蓄えることができません。
糖や脂肪はできますが。
だから毎日たん白質を補給しないと、
体の再生ができなくなってしまいます。
がん細胞を殺してくれるNK細胞などの
リンパ球もたん白質でできています。
たん白質が足らないと、いくらがんばっても
NK細胞が作れません。
Nk細胞を含むリンパ球の寿命はだいたい
50日ぐらいなので、毎日2%ほどが死んでいきます。
つまり毎日2%作れないと、数が減っていきます。
あなたは毎日どれだけのたん白質を摂っていますか?
たん白質は消化器官でアミノ酸に分解されて
吸収され、肝臓で別のたん白質に合成されます。
どんなたん白質を作るかは、肝臓が勝手に
全身の状態から判断するのであって、脳が
思うようなものを作るわけではありません。
だから必要十分なたん白質を毎日
かかさず食べ続けなければなりませんね。
とにかく体重1kg当たり1gのたん白質を
とらないと、現状維持もできません。
自分は大丈夫と思っておられるでしょう。
たとえば豚肉を100g食べるとしましょう。
この100gのうち60gは水です。 そして20gは
脂肪です。 たん白質は20gになります。
これを生で食べることはなく、熱をかけるので
30%のたん白質が壊れます。
だから口に入るたん白質は14gということに
なります。
胃や小腸で消化のあと、吸収されるのですが
70%ぐらいしか吸収できません。
結局100gの豚肉から吸収される
たん白質(アミノ酸)は10gということになります。
体重60kgの人なら、60gのたん白質が必要ですが
豚肉だけなら600gとなります。
毎日豚肉600g相当を食べないと、体が維持できない
ということになりますね。
これはとてつもなく多い量のように思えますが、
これが現実です。
たからほとんどの人はたん白質不足で
生きていることになりますね。
特にがん細胞は自分が増殖するため、
このたん白質を勝手にうばっていくので、
特に沢山補給する必要になります。
たん白質をたくさん摂らないと、
免疫細胞を作る方に材料が回りません。
さて、あなたのたん白質は足りていますか?
私のように胃がないと、胃液が出なくて
たん白質の消化がうまくできません。
だからサプリで補給しないと体が維持できません。
切実ですよ。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。