なぜ鉄がとれないの? | 胃がんで胃の全摘をしたが、すっかり元気を取り戻し、再発防止をして「がんとは縁を切れる」と感じるようになった8つの方法

胃がんで胃の全摘をしたが、すっかり元気を取り戻し、再発防止をして「がんとは縁を切れる」と感じるようになった8つの方法

胃がんのため、2年半前に胃の全摘だけでなくリンパ節、胆嚢、脾臓もなくしてしまいましたが、今では再発防止に取り組み、ひょっとして100歳までいくのかと考えています。 こうなるまでのコツをお教えします。

がまったくなくなると

ビタミンB12だけでなく、

鉄も吸収しにくくなります


なぜって胃酸がないからです。



鉄には動物に含まれている2価鉄と

植物に含まれている3価鉄があります。


2価とか3価というのは、鉄の分子を

作っている電子が2つないものと

3つないもののことです。



人が小腸で吸収できるものは2価の

鉄で、3価の鉄は胃酸によって

2価に還元されて、吸収されます。



だから胃がないと3価の鉄は

吸収されず、排出されてしまいます。



ほうれん草やプルーンの鉄は吸収できません。


ビタミンCや酢と一緒に食べると

3価の鉄も2価に変わり、吸収され

やすくなるそうですが。



こうしていろいろなものを食べても

やっぱり鉄不足で貧血になる人が

全摘の人には90%もいるそうです。













結局食事だけで鉄をとるのは無理で、

鉄剤を飲んだり、注射で補充しないと

深刻な貧血になってしまいます。



2価の鉄をヘム鉄とも呼びます。

このヘム鉄をサプリでたくさん飲めば、

同じように解決します。



元気になる7つの方法の第四

「ヘム鉄は注射かサプリで補給する」

です。

釘をなめて鉄が摂れれば、安いのに

うまくいかない。