～長崎•殿様のおやつは甘い～皇室献上品～平戸銘菓カスドース
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～こいのぼりを見つめながら和室でひと休み～元祖蔦屋本店～
長崎県平戸市の銘菓といえばカスドース
時は江戸時代、ポルトガルの宣教師が伝えた
とされているそうで、卵と砂糖をたっぷりと
使って2日間かけて作られている
皇室献上銘菓ともなったお菓子です。
元祖蔦屋の本店が平戸市内にあり、初めて
行って来ました。カスドース、食べるのは
初めてではないですが、今でも忘れない程
甘かったことが、とても記憶に残っています。
看板といい建物全体的に、趣きある雰囲気で
目立つお店では、お取り寄せは出来ない お菓子も多数揃っていて、全部食べたくなるくらい
でした。そして、選び抜いたお菓子は
カスドース含めた4品、なんと店舗の奥には
和室があって食べていくことも可能です。
ひと休みに最適、追加でアイス珈琲も注文
しました。後はセルフサービスです。
店舗奥の和室には、テーブルが4つ
外を眺めながら、ゆっくりと過ごすことが
出来ます。時期的にはちょうど端午の節句
木々の奥には、気持ち良さそうに舞う
こいのぼり、今思うと平戸滞在中に見た
こいのぼりはこちらのみだったので、年に
一度の機会、本当に良かったと思います。
こいのぼりをながめながらいただいたのは
殿様しか食べることが出来なかったという
砂糖たっぷりカスドース、いまでは難なく
手に入る砂糖、そして当時は贅沢品であった
とされる卵を使って出来た黄金の銘菓は
皇室献上銘菓となったと言われれば大いに
納得できるほど、上品なお菓子です。
旅の疲れも一気に吹き飛ばすように
黒子島という名の黒糖饅頭、ふわふわな
麸の餅よもぎもペロリ、みたらし団子は
餡をこぼさぬよう大事に持ち帰りました。
トロトロで、口の中に入れるとあっという間
に溶けて噛まないほど、柔らかいお団子は
とても美味しかったです。次回は牛蒡餅が
食べてみたいなあ。
旅の合間に、ほっと一息、安心出来る
整った空間がとても気に入りました。
感謝いたします。