~長崎に残る貴重な原爆遺構~長崎市民を見守る被爆クスノキ
~奇跡的に残った一本の鳥居~タヌキ募金~㉑大学病院電停~

長崎路面電車39電停全てに降りてみた旅⑥
長崎大学を降りた後は⑲平和公園、次に
⑳原爆資料館、㉑大学病院電停と続きます。
ここから歩いた先にあるのは、今でも残る
貴重な原爆遺構です。まずは山王神社の
一本柱鳥居、元々四本あった鳥居は奇跡的に
残ったのが一、二の鳥居で、二の鳥居は
この近くにある爆心地とは反対側の方の
柱だけが住宅街の中に今も残り、見に行く
ことが出来ます。
そして階段を上り鳥居の先を行く参道の左側
には、吹き飛ばれた方の鳥居が保存され
当時から残る遺構を実際に見てそれを感じ
忘れてならない原爆の実状を見ました。
浦上街道の碑、この後ろにある山王保育園
からは子供たちの明るい声が聞こえ、平和と
何気ない日常の有り難さを感じます。そして
その直ぐ先にあるのが大きなクスノキです。
見上げるほどの高さ、青々とした葉を
沢山つけた被爆クスノキ、隣にある階段を
上がってみると、より近くでその生命力
力強さを感じることが出来ます。
2本の被爆クスノキは、残った鳥居一本柱と
同じように、爆心地に近い左側の方は
主幹が途中から折れてしまったそうです。
この先に神殿がありました。
『被爆クスノキ、タヌキと守る』
樹齢600年ともいわれる大楠を今後も守って
いこうと、山王神社大楠を守る会の方々が
タヌキ絵画家の堤けんじ氏に依頼して
作られた、タヌキ柄手ぬぐいです。
募金に協力すると、このタヌキの手ぬぐい
授与してくださいます。郵送での寄付も
可能だそうです。
2024年10社スタンプラリーも発見しました。
今年一年かけて回りたいと思います。

ご覧いただき、ありがとうございます。
感謝いたします。