~長崎•外海地区巡る旅~私財投じて建てた~出津教会堂~

~長崎パスタ誕生地~復刻版~モチモチ長崎スパゲッチー

~長崎パスタルーツあり~
今回は日本で初めてパスタが製造された地
である外海地区を巡った際の日記です。
海沿いに広がる外海地区、こちらでは
2018年世界遺産登録された
潜伏キリシタン関連遺産を見てきました。
出津文化村にある、貴重な遺産の数々
まずは明治12年、外海地区の司祭として赴任
したフランス人のド•ロ神父が、信者の方と
手を取り合い建立した、出津教会堂です。
とても長く続く建物の造り、周りに広がる
集落、高台に位置する出津教会堂から下に
続く一本道の名は、「歴史の道」とあります。
見下ろす先に見えたのはド•ロ神父の井戸
社会福祉活動に尽くしたド•ロ神父、地域の
女性たちの自立を手助けするために設立した
旧出津救助院との往き来に使用した、との
説明書きがありました。この一帯には
マカロニ工場などがあり、様々な商品が生産
されたんだそうです。近くにはド•ロ神父
記念館もありました。一度も母国に帰ること
なく生涯を捧げてこの地でつくした事業に
関連するものが多数あって、どれもとても
印象深いものばかりでした。ド•ロ神父自らが
設計した建物は、いわし網の工場として
後には保育所として使われていたそうです。
私が初めて外海について知ったのは
数年前にお取り寄せしたものがきっかけです。
その名も日本のパスタルーツ
「長崎スパゲッチー」です。
前記したマカロニ工場にて、協力しながら
始めたパスタの製造、これが日本で初めての
国産パスタの誕生なんだそうです。
手延製法で作られているパスタ
文字通りモチモチで初めて食べた時の衝撃は
忘れられないです。とても美味しい。
その後も何度も食べています。
お取り寄せした当時を思い出す、とても
感慨深い旅でありました。

ご覧いただき、ありがとうございます。
感謝致します。