赤い自転車に乗って―自分で人生を切り開けば何度でも立ち上がれる/山村 洋子
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この本は、うーたんさん に紹介して頂きました。山村洋子さんの体験談です。


山村さんには、妹と弟がおられましたが、弟は生まれてすぐに亡くなり、妹は7歳のときに日本脳炎で亡くなったそうです。二人の子供を亡くした父親は、ショックから働かなくなり、毎日、酒乱となって、母や洋子さんにひどい家庭内暴力を起こされていました。母の収入だけでは家計は苦しく、洋子さんは、商業高校を出て、銀行に勤めました。しかし、6年後、体を壊して2週間会社を休んだため、退職に追いやられました。そして、その頃、まとまりかけた縁談は、洋子さんのお父さんのことや入院のことで、破談になりました。次の仕事は、電電公社でした。お給料が安かったため、電話交換手の仕事を深夜にしてもらい、昼間は別のアルバイトをしました。そのアルバイト先で知り合った人とお付き合いするようになり、結婚するはずだったのですが、結婚式の2日前に、相手のご両親が、お断りに来られました。働かない父親がいて、それは問題だというのです。そんな心の痛みは受けましたが、仕事では、高い評価を受けるようになっていきます。テレフォンカードを一人で2億枚売るなどの業績を上げ、昇進と言う時に、NTTを辞め、学校を作ろうというオーナーの話に乗り、ボストンにまで勉強に行きました。帰ってきて、さあこれからという洋子さんに、オーナー夫人は、洋子さんを辞めさせました。それから、洋子さんは、自分で新たに研修システムを作り、お金がないので、赤い自転車で、この研修をつかってくれる会社を求めて、走り回りました。何百社回っても、一社も相手にしてくれませんでした。肩書きのない、バックに何もない洋子さんでは、どうにもならなかったのです。洋子さんは、プライドを捨て、NTT時代の知り合いに頭を下げました。そして、ツテで、またいろいろと仕事ができるようになっていくのです。そんな有名になった洋子さんは、また仕事を辞めました。今度は、親の介護のためです。。。現在、休職中。。。


驚きました。こんなすごい生い立ちとかがあっても、それに屈することなく、ただ、真面目に頑張っていく人がいるのかって。私は、洋子さんの幸せって、一体、何だろうって思ってしまいました。で、洋子さんのプロフィールをネットで見つけて、読んでいるうちに、涙が流れました。この人、すごいなって。その中の、ほんの一部抜粋です。介護していた父親が亡くなったのです。


あなた(父)は私に『やっかい』ではなく『真に生きる意味』を教えるために私のところにやってきてくれたのですね。お父さん、ありがとう、今度生まれてくるときも、どうか私の父でいてください。そして、しっかり世話もさせてください

こんな心でいられたら、何が起きても、自分を不運だとも思わずに、前向きに生きていけるのでしょうね。


すごい人です。ただただ、驚きました。。。