今日は、月に一回のお話会でした。



お話会のお話というのは、現代の女性らしくなくなってしまった女性たち(もちろん私も含めて)に聴いてもらいたいお話です。


多少、宗教臭いなあっと思うところはあるのですが、私も未だに宗教に入ってる訳でもなく、勧誘される訳でもなくっといった具合なので、聴き続けていられるのだと思っています。



まあ、でも、私がこの話を受け入れやすいのは、宗教を嫌いでないっていうか、宗教をやっている人たちの方が、普通の人より素直で、やる気のある人たちが多いと感じているということも、理由の一つかもしれません。




今日のお話は、親の悪いところは、子供は、7倍引き継ぐという話でした。


例としては、離婚してしまう人の親は、離婚している、あるいは、めちゃくちゃ夫婦仲が悪かったっという話をされていました。



この話を聴きながら、わかるなあって思い当たることがいくつもあるんです。



主人の親は、めちゃめちゃ仲が悪かったんです。何でそんなことでけんかするんだろうっていうぐらい、とにかく、すごい。私が知っている位ですから、歳を重ねてからも、喧嘩し続けていたことになります。



主人は、自分の親が喧嘩するのをもちろん嫌がっていました。でもですね、私に対して出す言葉は、義父の義母に対する嫌な言葉と、一文字違わず同じなんです。私は、首をひねって、義父の真似をしているのかと聞いたことがありました。ものすごい勢いで怒ってましたけど・・・。



そして、私の父母も私の子供の頃は、すごく仲が悪くて、「あんたがいるから、別れられない。」とまで言われたことがあるくらいです。それは、母の気の強さのせいだと私は思っているのですが、その気の強さを私は受け継いでしまっています。



なので、お話会のお話を聴くようになるまでは、主人の親の夫婦げんかをさらにパワーアップさせたような(?)夫婦げんかをかなりしました。主人の親のけんかを再現しているようでした。



そうなんですね。主人は、今でも、すぐに再現させようとするかのように、義父の嫌な言葉を吐きます。でも、義母と同じようには、私は立ち向かわなくなってしまったんです。始まったなって思ったら、口を閉じます。そして、子ども達の会話の中から糸口を見つけると、主人も話の中に入れてしまうんです。



それは、どうしてそうなるとか、理由をつけるとしたら、何でしょう。因縁でしょうか。



主人は、仲のいい親の姿を見て育ってないんです。はっきり言って、どうしたら仲良くやっていけるのかってことがわかっていません。でも、悪い人じゃないんです。ちゃんと人間らしい情もたくさん持っていて、優しい人なんです。



子供にとって、親が仲が悪いと言うこと程、悪い教育はありません。子供の幸せを願うなら、母はいつもニコニコ笑顔で、主人に何を言われても、「はい」っと従っていきましょう。それが、合わせるの基本ですから。