今日は、午前中、小学校の授業参観で、午後からフェスティバルということで、先ほど、夕方4時半過ぎにやっと帰ってきました。おお、疲れた。ビックリマークっということで(?)今日は簡単に本の紹介など・・・。
運命の人(三)/山崎 豊子
¥1,600
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ついに三巻に入りました。残すは、四巻のみ。


三巻では、裁判の様子をやっています。一審で、無罪になったにも関わらず、控訴審で有罪、最高裁では、上告の棄却と元新聞記者、弓成の立場は危うい物になっています。この一審から何年経っているのか、弓成は、父の会社で働き、妻子とは、別居。外務省女性秘書官は、一審から有罪になっていたため、弓成を怨んだのか、でっちあげの手記なども出して、控訴審を不利なものにしようとしました。成功です。そして、夫婦に空いてしまった溝は、埋まることなく、大きくなった子ども達も、旅たとうとしています。



ふと思ったのですが、この本、結構、字が大きくて、一ページの文字数が少ないように思います。だから、わりと早く読めてしまうんです。



この弓成は、自分のことしか考えない、どうしようもない男だなあっと、あまり肩入れできません。でも、こんな男性って、多いと思うんです。家庭を顧みない、妻や子どもの気持ちを考えない。そんな男性。


失わないと気付かないことって多いですからね。しょうがないのかもしれません。


さあ、四巻は、どんな終わり方なんでしょう。予約は、もう少し、先のことみたいです。