さてさて、今日は、うちの主人のことを少し書いてみようかと。


だってだって、こんなこと、誰にも言えないし、こう、吐き出し口を探してるっていうんですか。


まあ、愚痴とも言いますが・・・。



土曜の夜のことです。12時少し前くらい、本を読んでいた私は、そろそろ寝ようかと思っていた所に、寝ていたはずの主人が寝室から私のいる居間にやってきました。



「ママ、歯が痛い。痛くて眠れない。どうにかして。」しょぼん



主人は、面倒臭がりなんです。以前も歯が痛くなって、歯科に通ったことがあるんですが、歯は痛くなくなったし面倒だしってことで、行かなくなったりしていました。ショック!もちろん、治療途中で、全然直してもらっていないのにです。ガーン



歯科とか病院とかって、私が代わりに行ってあげることができないんですよね。何度、行こうって言っても、行かなくて、もう、どうしようもなくならなければだめたなあって思ってました。



で、でーーーー、何で、そのどうしようもなくなるのが、こんな夜中。はてなマーク



「私の頭痛用の鎮痛剤があるから、それ飲んで朝まで我慢するはてなマーク


鎮痛剤と言っても、妊婦が飲んでもいいような、なるいやつなんです。私はきつい薬が飲めないので、この薬を今は全然使いませんけど、常備してるんです。



なるい薬って、利き始めるのにも時間がかかるし、完全に痛くないという状態にはならないんですよね。



「全然、利かんやん。痛い、ママ、どっか病院やってないはてなマーク



12時過ぎてます。取りあえず、深夜でも救急病院を教えてくれるセンターに電話しました。


「朝まで我慢できませんかはてなマーク


センターの方も、こんな時間まで大変です。眠そうな声が返ってきました。


「あのあの、痛くて、のたうち回っているんです。」


しょうがなく、大袈裟に言ってみました。市内1つと市外2つの歯科の電話番号を教えてもらいました。


「呉々も、電話してから了解得てから行ってください。いきなり行っても見てもらえませんから。」



??? おかしな事を言われるなあって思いました。深夜当番みたいになってるんじゃないの?って。


それで、市内の歯科に電話してみました。ルルル・・・・・・・。出ません。1分くらい出ません。でも、留守電にもFAXにもならないということは、いずれは出てもらえる?っと期待と不安でルルル・・・・を聞いていました。これ、番号間違っていたら、大変なことだなって、ちょっと恐怖でもありました。



だいぶ暫くしてから、電話に出られました。眠そうな低い声の男性でした。


「夜分、申し訳ございません。歯が痛くて眠れなかったものですから。」


「歯が痛いって、今何時だと思ってますか?私は、お酒飲んで、寝るところだったんですけど。」むっ


「大変ーーーーー、申し訳ございません。救急病院を聞きましたら、こちらの番号を教えて頂きましたものですから。申し訳ございません。申し訳ございません・・・・・・」


「どれくらい痛いの?どんな風に痛いの?朝まで我慢できんの?」かお


「はい、ものも言えない位、痛いそうです。全然、眠れなくて、のたうち回ってます。でも、あの、そうですよね。朝まであの、何とかして・・・」ガーン


「私は、そんなメチャメチャ飲む方じゃないから、グデングデンって訳じゃないけどね・・・・。まあ、じゃあ、すぐに来て」かお


「えーーー、ああ、はいはいはいはい。すぐ伺います。ありがとうございます。」目



私のもたもたと、困った感じに、諦められたのでしょうか。最後の方は、普通に話されてました。


それで、主人は、一人で行ってくれるのかと思ったら、


「ママ、歯が痛くて運転できないよ。ママ、運転して。」シラー


はー、この人、子供よりたち悪いかも・・・・。ガーン



そうして、二人で歯科に行き、先生に謝り倒して、診て頂いたのでした。


歯は、ひどい状態だったらしくて、よくここまで放って置いたものだと、反対に感心されてました。


それから、深夜当番なんてものはなくて、センターで教えてくれる番号は、深夜でも診てくれる可能性のある歯科の番号だったらしいのです。ここは、しょうがなく深夜に診てしまったら、それから、度々、深夜に訪れる患者がいるのだとか・・・。


とても優しい、いい先生でした。ニコニコ



帰りの車の中、もちろん運転は私ですが、



「あの歯医者、メチャメチャ下手くそやな。痛かったわ。違う所に代えたろ。」むっ



・・・・・・・、あなたねえ・・・・・・・。もう、何も言えません。