雷の季節の終わりに/恒川 光太郎
¥1,575
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図書館から、予約本が数冊渡されたというのに、ふと、恒川さんの本があるのを見つけて、期間内に読めるのかとも思いましたが、借りてしまいました。



読みやすい本を紹介してっと言われた時に、恒川さんいいよ、なんて、数人に勧めてみましたが、ホラーというのが気になるのでしょうか。なかなか読んでもらえません。



恒川さんのは、ファンタジーの入ったホラーだから、ちょっとは怖いけど、恐怖というより、不思議世界なんですけどね。結構すぐに読めちゃうし、読書しようかと思い始めてる人には入りやすい方だと思うんですよ。



穏(おん)という、地図にものっていない少しずれた空間にある土地には、四季と雷季がある。雷季とは、文字通り雷の鳴り続ける季節のこと。雷季には、鬼が出て人をさらっていくという噂があった。賢也は、もともと、穏ではなく外の世界からきた子どもだった。ある雷季に姉が姿を消し、その時、賢也に鳥の化け物が肩に憑いた。その化け物の名前は、”風わいわい”。結局、風わいわいは、味方で、外の世界へ出ていかなければならなくなっていく賢也の手助けをしていくことになる。



やっばり、不思議世界でした。不死というのは、何だか、怖いことだなあって思いました。ぷぷ。下手くそな感想文みたいです。



不思議世界に行ってみましょう。