何だか今日は精神的に参ってしまいました。。。で、書くのをやめようかとも思ったのですが、日記として、残しておくかと、思い直してみました。。。



私の子どもの頃に、父が道楽で、鳥をたくさん飼っていたんです。それこそ、何十万もする鳥もいたりして、鳥小屋も、建物のようなもの(父の手作り)が、3.4棟あったんです。そんな中、我が家の天敵は、猫だったんです。



猫は、鳥を食べるのか襲います。鳥を殺してしまうんです。当時、野良猫が多くて、私も猫を見ると、棒を持って追いかけたり、石を投げたりしていました。そんな中で、育ったせいでしょう。猫は、いつのまにか、私の中で、”見るだけで不吉”なものになっていました。



今住んでいるのは、住宅街で、猫って見ないんです。うちの子ども達も、「猫ってどこにいるものなの?」って聞くほどなんです。



それが、一昨日、がさごそと何か外で音がするものですから、2階の窓から庭を見てみましたら、野良猫が一匹、うちの庭を歩き回っているじゃないですか。!!!!!!



「こらー。」プンプン



とっさに、ドスを利かした声で叫んでみますと、野良猫は、慌てて、逃げて行きました。



そして、今日。。。。。



またまた、野良猫が庭を歩いていたんです。!!怒った私は、ベランダにあった、洗濯ばさみを庭に投げつけたんです。。。ところが、猫が逃げません。!?!?!?



うちの庭は、今、畑があって、その畑の奥に、紅葉の木や花水木が植えてあって、そして、柵があるんです。ちなみに、階段を上がって玄関や庭があるので、道路からは、うちの庭がどうなっているかは、見えないんです。それで、畑の奥は、木の枝がいっぱいあったりして、通り抜けにくいので、そこだけ、草も抜いてなかったんです。


つまり、畑の奥は、草も背丈の高い、小さなジャングルになっていたんです。


そして、その小さなジャングルへ猫が身を隠したんです。私は、ほうきを持って、猫を追い払おうと、庭に出ました。そしたら、そしたら、



「ふうーーーーーー」って、猫が私を威嚇してきたんです。えっ



驚いた私は、後ずさりましたが、負けられません。そこらに落ちてた子どものボールを小さなジャングルに投げつけてやりました。猫は、さすがに驚いたらしく、逃げていきました。


怒りの治まらない私は、暑いからって、木が邪魔だからって、そこだけ草をむしってなかった自分に、地団駄を踏み、手とか足とか日焼け止め塗ってないけど、帽子かぶってないけど、ちょっと綺麗な服着てたけど、関係なく、両手でザクザク草を刈る鋏みたいなやつで、まず、木の枝を切って、中に入れるスペースを作り、それから、背の高くなってしまった草の小さなジャングルをザクザク切り出したんです。



猫の住処にさせてたまるか~プンプン



柵のところまで、ザクザク切っていたら、急に目の前が開けて、仰天しました。腰がぬけたような感じ。



おわかりのことだと思います。。。。。。



そうなんですね。しょぼんしょぼんしょぼん



子猫がいたんです。。。。。。。。。




顔面蒼白です。どうやって、家の中に戻ったか、覚えていません。


ガクガク震えて、主人に電話しましたが、出る訳がありません。メッセージを残そうとしたのですが、


「猫が・・・、猫が・・・・、あうっ・・・・あうっ・・・・」しょぼん


パニックです。どうしたらいいか、わかりません。次に思い付いたのが、父でした。


「猫が、あうっ・・・・・。」


っと涙ながらに、とにかく伝えました。父は、落ち着いた調子で、


「もう、どうしようもないから、保健所に電話して、引き取りにきてもらいなさい。」


っと言いました。そうか、保健所か。父と話して、少し落ち着いた私は、保健所に電話しました。すると、保健所は、


「引き取りには、行けませんから、ダンボール箱に入れて、持ってきてください。」ニコニコ


っと言われるではありませんか。!!


無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーーーーー


電話の人は、優しげに笑ってる感じでした。笑ってるーーーーっていう、怒りではなく、ガーーーーンっていうショックで、再び、涙がポタポタポタポタポタポタポタ。しょぼんしょぼんしょぼん


そして、また、父に電話して、持って行かなくてはならないことを伝えました。父は忙しそうでしたが、娘がメソメソしてますから、ほおっておけません。すぐに来てくれました。



小さいけど、生まれたてとは思えない子猫が3匹いました。


「これは、生まれてから、一週間から10日は経ってるぞ。」


そんなにうちにいたとは、どうしても思えません。だって、毎日、畑を見てるし、それに、猫が威嚇したのは、今日が初めてだし。


「これは、どこかで産んで、ここに場所代えしたって感じだな。」



三ちゃんは、幼稚園から帰ってくると、


「きやー、かわいい。猫、うちで飼おうよ。」ニコニコ


っと大喜び。名前をつけたいなんて言い出したから、私が怒りまくりました。プンプン


二ちゃんが学校から帰ってくるのを待って、保健所に行くことになりました。その待ってる間に、父は、小さなジャングルをそれはそれは綺麗に、刈り上げてくれました。



保健所では、動物愛護キャンペーンをやってたみたいで、もっていた猫の詳細を書かされました。黒白とかトラとか、生後何日くらいとか。私は、子猫をほとんど見ようとしませんでしたから、模様がどうのとか言う所は、職員の人が言われるように書きました。まず、もらいてを探すようでした。



今回のことは、本当に応えました。ちょっと自分が手を抜いていたばかりに、こんなことに・・・。ガーンこれは、草のことだけでなく、いろんなところで、私が手を抜いている証拠だなって思いました。



そして、天敵、不吉な猫、だけれども、母猫のことを思うと、かわいそうやら、気持ち悪いやら、何とも言えない気持ちなんです。ひたすら、参りました。


もう少し、猫に寄ってこられないような、自分作りをしないとだめだなあっと深く深く、反省しました。ああ、今夜は、きっと、眠れない。。。。。