こんばんone
さっき母と話をしていました
母のまーちょっとした知り合いが、昨日亡くなったそうです
その方は赤ちゃんのころに親に捨てられ、小さいころから施設ですごしていたそうです
しかし、その方はそこから踏み上がって小さいながらも会社を経営していました
しかし、去年がんと診断され、もう遅いと告げられたそうです
その方の奥さんもだいぶ前に病気で亡くなったそうです
そのがんのことを誰にも告げることがなかったそうです
しかし、ずっと施設で共に過ごしてきた唯一の友達には言っていたそうです
その方はがんの影響で1ヶ月前に一度意識不明になり
その時はなんとか踏みとどまりました
母が言うには
その方が意識不明から戻ってしばらくしたときに
昔の夢を見たと、言ったそうです
その夢はその方が赤ちゃんのころに捨てられる夢だったそうです
施設の人はお母さんが施設に手紙といっしょに連れてきたと言っていたそうです
しかし、その夢は全く違い
女性が赤ちゃんを連れて施設の前のごみ置き場にきて、その赤ちゃんを捨て、振り替えることなく立ち去ったそうです
その方がごみ置き場に捨てられた赤ちゃんのとこに近づき、顔を見ると自分だったそうです
こんなことがあるんですね
その方は施設に預けられたのではなく、施設の前のごみ置き場に捨てられ、施設の人に拾ってもらったと言うことです
手紙も何も夢でなかったと言っていたので、その方の名前も施設の人につけてもらったんでしょう
そしてその方は亡くなりました
その方がなくなる前に
友達にこう言ったそうです
「俺の骨は、海にまいてくれ。俺がこの世に生きてた証を残したくない」
と、言ったそうです
この事をみなさんはどう思いますか?
僕はとても悲しくなりました
僕らは普段何気なく、ただなんとなく生きています
しかし、世の中には
幼いころに、捨てられこの方のように一人で死んでいく人はたくさんいます
家族がいること、友達がいること、親につけられた名前があること、今生きられてること
全てのことに感謝して生きていく必要があるんじゃないでしょうか
ご冥福をお祈りします
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