私たち人間は、
誰でも必ず“盲点(スコトーマ)”を持っています。
もう少しわかりやすく言うと、
人は 一度にひとつのゲシュタルト(全体像)しか持てない ということです。
■ 黒字を見るか、白地を見るか
たとえば「A」という文字を見たとき。
多くの人は“黒字”を見ていますが、
「今度は白い部分を見てください」と言われると、
まったく違う感覚になりますよね。
そして…
黒字と白地を“同時に同じ強さで見る”ことはできません。
脳はどちらか一方にフォーカスするようにできているからです。
■ 立場が変わるだけでゲシュタルトも切り替わる
これは日常のあらゆる場面で同じことが起きています。
たとえば…
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社員として会社を見るとき
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アルバイトとして現場を見るとき
そこには、まさに“白黒のように”まったく違うゲシュタルトが働きます。
どちらかの立場で見ているとき、
もう一方の視点は自然と消えてしまう。
これが スコトーマ(盲点) が働いている状態です。
■ 日常のあらゆるところに「立場の盲点」がある
盲点があるのは、白黒の話だけではありません。
私たちが日常を見ているその“目”には、
必ず 見る人の立場 がくっついています。
立場があるということは、
そこには常に“見えなくなる部分”があるということ。
つまり…
私たちは日常のあちこちでスコトーマに包まれている
と言っても過言ではありません。