7月1日に発売いたしました国産のジュエルアップレジン
ジュエルアップレジンの開発担当者様は、現在3名。
弊社と共同開発してくださっているメーカーさんは、
実は、食品の容器を専門に扱うメーカーで、
ある食品（私たちの食卓にはおなじみのものです）パックにおいては、
国内1位、シェア率8割と
信頼できるメーカーさんです。
ですので、食品衛生法のあらゆるデーターがあり、
そこを通過しないと、食品のパッケージが作れないわけですから、
食品衛生のプロでもあるメーカーさんです。
実はジュエルアップレジンも 食品に使うかどうかの議論がありました。
メーカーの技術担当者いわく
ジュエルアップレジンも含め、
日本にある2液性エポキシレジンのほぼ全ては、
食品衛生法から認証されるだろうということでした。
生成物を
ある一定の条件において、
水などに成分が染み出なければ、
食品衛生法は通るそうです。
ではなぜ
本協会が
食品向けにレジンを出さないか。
やはり
健康への安全性は、
補償できないからです。
法律を通っても
安全性が補償できない。
日本の法律ではよく聞く話ではあります。
でもメーカーや私たちのような民間団体は、
発売する以上、
使用する人や
弊社における会員様の
健康と安全を、
最優先に考えなければなりません。
お皿や、
箸置きなどとして販売をすることになれば、
更に購入者にまで、その範囲は広がります。
・もし硬化不良だったら
・もし60℃以上の熱い食品をのせたり、入れたりしたら。
・もし食器洗浄機に入れられたら
・もし電子レンジで温められたら
もしアレルギーに敏感な
妊婦さんや
新生児が口にしたら。
2液性エポキシレジンを
食品関連に扱う危険度を考えると、
開発チームの技術者 信頼ある3名の男性と
当法人では、
ジュエルアップレジンは、食品衛生法を通さないことを決めております。約半年ほど前のことです。
考えただけで怖くなることは、
確かです。
保証ができないです。
2液性エポキシレジンは、
色々な種類がありますが、
化学反応的には同じ生成過程をたどります。
そのお三方全員に
「食品衛生法を通ったレジンで、作ったお皿にケーキが出てきたら、どう思いますか？」と聞いたら
3人そろって
「食べません」という
お答えでした。
インアリウム協会の会員様は、
消費者でありながら、
ハンドメイドを通じて
商品をサプライする側でもあります。
1つ 知識として持っていた方が良いと思ったのと、
最近この質問がとても多いので、
見解として記載させていただきました。
一般社団法人インアリウム協会では、
今後も 食品衛生法への申請は行いません。
また、観賞用のものを作成する材料としての
供給となります。
会員の皆様におかれましても、
ご自宅用としては良いとしても、
第三者へのワークショップをはじめ、
商品を作成するために2液性レジンを使う場合、
食器としてのサプライは、
ご自分で責任がどこまで持てるのかを、よく考えてから
行うことをお薦めいたします。
公式HP ▼ 
公式INSTAGRAM ▼ 
公式FACEBOOK ▼
