ボイトレを長く続けていると、ある時いままで歌えていた曲が気づくと歌いにくくなっていたり、綺麗に出せていた音程が出しにくくなっていたりとせっかく頑張ってきたのに進歩どころか後退してしまってしまったような気持ちになることがあります。


そういう時、一番いけないのが今までの練習方法が間違っていたと思って何か新しいメソッド探しを始めてしまうことです。もしこれがくせになると、新しいメソッドである程度改善されてもまたどこかで躓く時がきて、また何かしら新しいメソッド探しを始めるという、無限ループにハマってしまいます。

歌声というのは非常に繊細なバランスのものと成り立っています。声帯の周囲の筋肉も非常に小さなものなのでわずかな筋力の衰えやバランスの悪化などが大きく声に影響してくるのです。
リコーダーの高音部分などをふく時を考えてみて下さい。ほんのわずかな指の当て方、息の量で音色や響きが全く違ってくるでしょう。
歌声に関してはその調節を目に見えない身体の中でしていかなければならないのです。
なので当然やっていくうちにちょっとしたスレが起こって来ます。


こういう時の対処方としてい最も確実なのは、一度ボイトレ初心者に戻ったつもりで腹式呼吸や、横隔膜の運動、ボーカルフライ、裏声やあくび発声など、一つ一つのエクササイズを時間をかけ丁寧にやっていくことです。


あるていどうまくなってくるとそういった基礎の中でも軽視しがちになって日常的にやらなくなってしまうエクササイズもあると思います。
実は復調の鍵をそういった軽視していたエクササイズが握っていることもあるのです。

一度ある程度の期間をかけて基礎を一周してみるといがいと殆ども問題は解決していたりします。
それでもまったく状況が改善されない時こそが、初めてあらたなメソッドを探すタイミングになるのです。これまでのトレーニングがあなたに合っていない可能性があるので是非自分にあったメソッドを探索してみてください。


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