その記憶正しいですか | ケセランパセラン みっけ

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日々いろんな事がありますが、、、肩の力抜いていきましょう

歳を取るにつれ記憶がどんどん曖昧になってくるガーン

都合の悪い事を忘れていってしまうのは、まあそれはそれで結構なことだけど

薄れた記憶を勝手な思い込みで修復することが出来ちゃうのが人間

何十年ぶりに再会した友人と話をすると昔の出来事が「えっそんな話だったっけ!?」というような事も多い

「昔、大工の源さんで23連した」なんていう自慢話も、ひょっとしたら10連チャンに毛が生えた程度のものかもしれんし叫び

そんな偽の記憶をテーマとした本『偽億』

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15年前のサマーキャンプに参加した27歳の男女5人が、キャンプ主催者の遺言執行者と名乗る女性弁護士に突然集められた。この中の1人が遺産31億円の相続資格者だと言うのだ。「“或る事”をした者」という以外故人が明確にしなかった該当者確定のために、5人はキャンプの詳細をレポートにするように求められる。事実を捻じ曲げて独り占めしようとする者、分割して相続することを望む者、小額でも掠め取ろうとして謀略を練る者、端から関心がない者……。莫大な遺産への欲望に差はあるものの、5人は遠い夏の記憶を手繰り寄せる。